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アフリカ南部のジンバブエ共和国は旧称南ローデシア。1889年に統治権を確立したイギリス人C・ローズの名からローデシアと名づけられたそうだ。1911年北ローデシア(ザンビア)と分離後も内戦が続いたが1980年4月ムガベ現大統領率いるジンバブエ・アフリカ民族同盟の勝利によって黒人主体のジンバブエ共和国として独立している。日本とほぼ同じ面積に約1200万人の人口を擁し、首都ハラレには約100万人が居住している。住民はショナ人70%、ヌデベレ人20%、少数民族、ヨーロッパ人という構成で、白人は独立後ほとんど移住したそうだ。金、アスベスト、石炭、銅などの鉱物資源に恵まれているのだがムガベ独裁政権と国民の約30%がHIV感染者であることで国が疲弊し、約70%の失業率を代表とする経済問題、平均寿命の低下(40歳以下になったそうだ)など、国が末期症状に陥っているとのこと(ジンバブエ生まれで現在は南アフリカに住むガイドの話)。この国の観光の目玉はビクトリア滝。乾期のため水量は少なかったが豪快な流れを見ることができた。また、西ジンバブエからビクトリア滝に遠足に来ていた高校生達と接することができたことは良かった。経済は疲弊しているが識字率90%と教育はしっかりしているそうで、この国の建て直しを若者に期待すべきだろう。ザンベジ川のサンセットクルーズは動物の姿はあまり見られなかったがザンベジ川に沈む夕日が美しかった。(写真はザンベジ川に沈む夕日)

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