巨額の積み立て不足を抱える厚生年金基金制度の存廃を検討してきた厚生労働省社会保障審議会年金部会の専門委員会は1日、「廃止の方向性は妥当」が多数だったとする意見書をまとめた。同時に、「一定基準を満たした基金は存続させてもいい」との意見も併記した。