原田正純さん 水俣病問い続けた半世紀
原田正純さんが亡くなった。77歳だった。水俣病と出合って半世紀、つねに患者に寄り添って、水俣病の診断と研究を続けた医師だった。 その原田さんは、1972年に書いた初めての著書「水俣病」(岩波新書)をこんな言葉で結んでいる。 「水俣病は決して終わっては ...
西日本新聞 ·
June 13, 2012 at 10:41am Vocabulary List
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水俣病の公式確認60年を記念した特別講演会(水俣フォーラム主催、朝日新聞社など後援)が3日、東京都文京区の東京大学安田講堂で始まった。識者や熊本県水俣市の漁師らが講演し、約900人が耳を傾けた。5日まで。 会場のステージ上には、水俣病患者約500人の ...
朝日新聞 ·
May 3, 2016 at 9:33pm ... 「公害の原点」とされる水俣病は1日、公式確認から60年を迎えた。患者認定審査を待つ熊本、鹿児島両県の申請者は2000人を超え、1300人以上が国や原因企業チッソなどを相手取った訴訟を起こすなど、今も解決には遠い。苦難の日々を送ってきた患者や家族らは、 ...
読売新聞 ·
May 2, 2016 at 9:33am 水俣病は1日、1956年の公式確認から60年を迎えた。戦後の近代化の陰で、有毒なメチル水銀が68年まで不知火海に流され続け、国も拡大防止策を取らず、沿岸住民に未曽有の被害をもたらしたわが国最悪の公害。行政による本格的な住民健康調査はいまだ実施され ...
西日本新聞 ·
May 2, 2016 at 12:33am ... 「公害の原点」とされる水俣病は1日、公式確認から60年を迎えた。患者認定や被害補償を求める訴訟が続き、60年を迎えても解決の道筋は見えない。 特措法の救済、生年で線引き. 一定の感覚障害がある未認定患者に一時金などが給付される水俣病被害者救済特別措置 ...
毎日新聞 ·
May 1, 2016 at 9:11pm 水俣病が公式確認されてから1日で60年となった。熊本県水俣市では患者団体主催の犠牲者の慰霊祭などが開かれ、公害病を二度と繰り返さないことや、被害者を救う取り組みを続けることを参列者が誓った。今年は余震が続く熊本地震の影響で、市などでつくる実行委員会が ...
朝日新聞 ·
May 1, 2016 at 7:19pm ... 「公害の原点」とも呼ばれる水俣病が公式にその存在を確認されてから、5月1日で60年になった。 経済成長一辺倒からの転換点とも言われる「4大公害裁判」の筆頭だが、その教訓から、日本は学んだと言えるだろうか。 熊本県水俣市に拠点工場を持つ化学企業「チッソ」が、 ...
熊本県の水俣湾周辺で広がった「公害の原点」と言われる水俣病。公式確認から1日で60年だが、今なお多くの人が患者認定を待ち、損害賠償を求める訴訟は続く。「水俣病不知火患者会」の大石利生会長(75)は「まだ苦しんでいる人もいるし、なかなか手を挙げることが ...
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