Images of イランの歴史
やっとの思いで、何年越しにもなって行くことになったイラン。
アラブ圏、トルコには行ったことがあるけどペルシャ圏は行ったことがなかったのでどうしても気になっていた。
イランに降り立って、第一印象は、自然がシリアに似ていること、人もちょっと似て見えた。そして第二印象が、パキスタンやアフガニスタンに接している国だからか、アラブにはない南アジアっぽさを町に少しだけ感じた。
イランに行くのは本当に大変だった。これまでの経緯は以下の通り。
絶対イランに一番行きたい!と決めたのが2008年。でも休みが取れるお盆には30万近いチケットしかない。
それでもやっぱり行きたい、と決めた去年、2012年の夏、航空券を先に取ったものの、女性の一人旅は認めないという大使館のトップになり、HPにはビザ取得のためのサイトがあるもののリンク先に飛べないというトリックが・・w
イラン人と結婚された日本人女性の方が一緒に大使館に行って申請までしてくれたにも関わらず、女性は現地の外務省の許可番号が必要で間に合わない、ということで取れなかった。男性ですら大使館に行っても門前払いされたそうだ。
夏休み5日間のうち2日間を大使館に行くのに費やし、7000円のビザ代を払ったのに、結局ダメになってしまって本当に失望してしまった。ご夫妻もとても怒ってくれていた。とても親切にして頂いたので私も申し訳なかった。
去年の夏は、エアアジアでキャンセルが出来ないので5万円以上を諦めてキャンセルにし、途中からの行き先をスリランカに変えた。
今年の冬は、年末年始がちょうど長いので、チャンスが来て、航空券が27万円、ビザ代を旅行会社に依頼して3万円かけて、30万円で旅行することに。今年は大使館のトップが代わったからか、ものすごくビザが取りやすい。何度も心配して旅行会社さんに電話したけど、大丈夫、とのことで、本当にあっさりとビザが取れた。
イランでも政治家が交代して、人々が「政治家が変わっただけで全然生活が変わる」と言っているのをニュースで見たけどそのうちの一つなのかな。
やっと訪れたイラン。シーラーズ、イスファハーン、ヤズドと行きたかった所をまわる事ができた。
時間がなくてテヘランを観光することが出来なくてとっても心残りだけど、それ以外は大体行けて良かった。テヘランの都会度や他の都市、人々の違いを見たかったのでとても残念。
イランではずっとスカーフ生活。日本で買ったお気に入りのをずっとつけていた。冬だからだんだん慣れてきた。やっぱり、夏と冬しか長期休暇がないけど、冬に旅行して良かったとつくづく思う。
イランを訪れて、イラン人のイメージが何重にもなってしまった。
イランって宗教や社会が決められているから仕方なくやっている面とか、イスラーム以前の伝統文化、文明や宗教も混ざっていて、本当に複雑。
イラン人のイメージも3重にも4重にもなってしまって、もっと長く滞在しないと分からない、もっと何度も訪れて知りたいと思う。
まず、日本に昔いた、日本語を話すイラン人のおじさん達。違法テレカを売っていたから日本のビザが厳しくなり追い出されてしまったイラン人達が大勢いた時代。その人達にたまに出会うと、びっくりしてしまう。
スカーフをつけて、イランの社会になじもうとしながら、随分と遠い所に来てしまったな、と思っているのに、日本語をたくさん話されるのだから感激する。「えっなんで日本語知ってるの?」
そして、何より、子どもの頃父がドバイに住んでいた時、大勢いたイラン人のことを思い出す。
男の人も女の人も、ああいう人達がイラン人だったんだな、とイランにいる人々のいろんな格好や態度を見て思い出す。
イランの人々は見た目はものすごく保守的だから、私のことをけしからん、と思っているのだろうか、などと最初はとても緊張してしまっていた。ある程度イスラム教のことを知っているから、余計にいろんな所で気にしてしまうのだ。何も知らなかったらあっけらかんと観光してたんだろうけど・・。
でも、だんだん、数日いると、なーんだ、全然内面は違うんだ、と分かってきた。
学生達と出会い、女子学生が車に乗せてくれて男友達と一緒に連れて行ってくれた時から、緊張は急激に解けてきた。
その後はやっと、日本ですごく一生懸命覚えようとしていたペルシャ語も使ってみようという気持ちの余裕がようやく出てきて、コミュニケーションを楽しもうと思えてきたころに、もう帰らなくてはいけなくなった。
本当に、7日ぐらいの滞在ではなかなか短かったな、という実感。こんなそっけなく帰ってしまうよりももっと長くいるべきだととても思う。あまり話しかけられなかったけど、自分からもっと積極的に近づけば、親切でとても優しい人達だと気づいた。
やっぱり中東大好き、私はMiddle East LOVERなんだと実感。
もっとイランに行く機会がこれからも増えると良いな・・!
12世紀末のイスラーム世界地図 - 世界の歴史まっぷ #無料ダウンロード #歴史地図 #アイユーブ朝 #ホラズム朝 #ムワッヒド朝 Glossary, World History, Material, History, History Of The World
イラン テヘラン Brooklyn Bridge, Iran, World, Landmarks, Travel, Viajes, Destinations, The World, Traveling
33. トルコ・イラン世界の展開図 - 世界の歴史まっぷ (更新)A4サイズのPDFでダウンロードできるようになりました。 #無料ダウンロード #世界史 #PDF Study History, World History, I Wish I Knew, Glossary, Quotations, Graphing, Infographic, Knowledge, Wisdom