Images of クチナシ
クチナシ 科名:アカネ科クチナシ属 分類:常緑低木 学名: Gardenia jasminoides 英名:Gardenia 初夏に香りの良い花を咲かせる常緑低木です。大きくなっても2~3m程度なので目隠しとして利用できます。花は咲き始めは白でクリーム色に変化していきます。葉はツヤのある濃い緑です。八重咲種やコクチナシやヒメクチナシと呼ばれる矮性種もあります。 Dwarf Gardenia, Gardenia Trees, Gardenia Bush, Gardenia Plant, Ficus Pumila, Calathea Crocata, Echeveria, Gardenia Fertilizer, Growing Gardenias
クチナシは香りのよい落葉低木で、香りのよい花(沈丁花と同じく日本三大香木の一つ)が特徴です。開花時期は6~7月です。写真は八重咲のオオヤエクチナシで、ガーデニアと呼ばれる庭木に使われることが多い園芸品種です。6枚の花弁からなる一重のクチナシが基本種で、花は小ぶりです。クチナシの病害虫としてオオスカシバがいます。オオスカシバはハチドリのようにホバリングする蝶目の蛾で、クチナシの葉にキャビアの色を薄くしたような卵を一つずつ産み付けます。幼虫はとにかく大食いで、あっという間に葉が丸坊主になってしまいますので見つけたら必ず補殺をしておきましょう。新芽から花芽まで食害されてしまい、開花も生長も止まってしまうので注意が必要です。病気ではすす病、褐色円星病などにかかかることがあります。葉が黒く汚れたようになったり、斑点のように黒くなるなどの症状が出る病気になる場合があります。直射日光は苦手なので半日陰の場所が適していますが、反面多湿も苦手ですが乾燥も苦手なので、適した場所でない場合樹勢が落ちてしまう場合がありますので植え付ける場所は注意が必要です。クチナシはいつの時期でも花芽がある状態なので、花を楽しみたい場合は剪定は込み合った枝を落としたりする程度で大丈夫です。最初の花芽が開花したころに剪定を行うと、影響が少なくて済みます。