Images of タウポ湖
タウポ湖はNZ一でかい湖。どんだけでかいかと言うと、シンガポールが6つ入る大きさらしい。わかったようなわからないような説明を受けた。しかし飛行機上空からもくっきりと見えるその姿はNZのまさにヘソ。ここは2度足を運ぶこととなった。
NZ最大の湖タウポは(Taupo)、北島の真ん中。約2000年前の大噴火でできたカルデラ湖です。ものすごい規模の噴火だったんですね。今でもタウポ湖の岸辺では温泉が出てますし、ロトルアまでの大活断層帯はNZ内で最も活発な地熱地帯。
タウポとロトルアの距離は車で1時間半。その間に見所が多いので、「KIWI-RACCOレイク・ロトエフB&B」ステイのゲストの皆さんに大人気の1日ツアー・コースです。
タウポ湖の北東の端にあるアカシア湾に、リゾートとしての町がひらけています。ロトルアからなら、町に入る前の展望所で、すばらしいパノラマを楽しみましょう。その風景は、kiwiraccoの別の旅行記「ルアペフ山を見に行こう」をご覧ください。
町に入り、湖畔のカフェでのんびり。岸辺の散策、気候のいい時は、湖を眺めながらのピクニックランチもおいしい! 湖面に浮かべた浮き島に、岸からゴルフボールを打つ「ホールインワン」。挑戦するのも、人が打つのを見てるのも楽しい。
そこから遠くない「タウポ・バンジー」に立ち寄るのも、忘れないで。NZ名物バンジー・ジャンプができる場所としては、国内で最も景色のいい所。高所恐怖症で絶対バンジーなんかしない、という人も、ここからのワイカト川の絶景は見逃さないでくださいね。水の色の不思議さに感動です。南島のテカポ湖の感動にヒケをとりませんよ。
タウポ・ツアーのハイライトは、フカ滝(Huka Falls)。タウポ湖から延々と北島内を貫き、ハミルトンの先、オークランドの近くまで滔々(とうとう)と流れて行くワイカト川(NZ最長)が、自然にできた断崖の狭い堰を通って、激流となって落ちる大迫力の滝です。高さは驚く程ではありませんが、その水量のすごさ! そして、水の色! 水って、自然のままなら、こんな色をしてるの!?
フカ滝を見るには3つのアングルがあります。激流の水路を真上から眺める橋を通って、滝壺の上から見る。車で少し上った所にある別の展望所から、遠景で滝の全体像を見る。そして、フカJETでスリルを楽しみ、ワイカト川をさかのぼって、滝の真下から見る。できれば、この3点セットで。
JETボートは水深10センチの浅瀬でも猛スピードで走行できる平底のモーターボートで、NZ人の発明品です。KIWI(NZ人)って、自然を遊ぶことにかけては実に天才的。NZ内のいたる所でJETボートを楽しめますが、やはりこのフカJETが滝の真下まで行けるという点で、イチオシです。体力は要らないので(バーにしっかりつかまってるだけ)、年配の方でも大丈夫。ただし、シブキで濡れます! 着替えやタオルの準備を。いつぞやは、イギリス人の熟年グループ5人、降りてきて満面の笑顔で濡れたお尻を並べ、記念写真してました。
ここまでは、普通のガイドブックにもある情報。これからが、地元民の穴場情報です。時間に余裕があれば、タウポ湖からフカ滝に行く途中の「フカ・ワイナリー」にもどうぞ。美しいワイナリーの風景、そこのカフェでワインつきのランチもシャレてます。もちろん試飲も。有名なワイン産地・ホークスベイとのチェーン・ワイナリーで、試飲では極上のワインも楽しめますよ(無料!)。3月下旬〜4月中旬は色づいた葡萄も見られます。
ロトルアへの途中、アートグラスのギャラリーがあります。そこで1点1点手作りされている彩り鮮やかなガラス製品は、ちょっとお値段が張りますが、見てるだけでも楽しいです。