Images of ナヴィン・ラングーラム
モーリシャス空港は、サー・シウサガル・ラングラーム国際空港というのが正式名称。首都ポートルイスは島北部にありますが、空港は島南部にあります。到着すると、ボーディングブリッジを通り、ターミナル(ファースト・フロア)に入ります。機内では、入国カードと検疫カード(健康質問書)が配布されます。機内で記入していると、近くに座っていたマレーシア人の女の子が数冊のパスポートと入国カード検疫カードを僕に渡してきました。何のことやらと首を横に振ると、どこかに行ってしまいました。ふと周囲を見ていると、どうやら彼女たちは英語やフランス語が理解できないので、他の乗客に書いてくれとお願いして回っているようでした。彼女たちは、モーリシャスへ出稼ぎに行くのでしょう。まずは入国審査。パスポートと入国カードを提出します。目的、滞在日数を聞かれるくらいで、日本人は簡単に終了。続いて、検疫。ここで検疫カード(健康質問書)を提出して、何もなければ、スロープを下り(グランド・フロア)、荷物受け取りターンテーブルへ。僕は荷物を預けていませんので、そのまま税関(緑のレーン)を素通り。ここで出口は、レジデンス(居住者)とツーリスト(旅行者)の2つの出口に分かれます。ツーリストに進むと観光局やホテル、ツアーオペレーターのカウンターが並び、銀行が4〜5軒あります。銀行は米ドルや、ユーロなら、どの銀行でも両替可能ですが、日本円は両替できない銀行もありますので、注意が必要です。なお、換算レートはどこも同じです。モーリシャスでの通貨は、モーリシャス・ルピー。1モーリシャス・ルピーは2.94円でした。両替後、インフォメーションでホテルまでのタクシー料金を聞いてみましたが、運転手と交渉してくれと言われてしまいました。ツーリスト用の出口を出ると、タクシーの運転手が客引きをやっていました。
161007-1553-%e3%83%a2%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%82%b9-%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%9e%e3%83%ac%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%a9%e3%83%a0%e9%85%92%e5%b7%a5%e5%a0%b4%ef%bc%88la-rhumerie-de-chamarel
トランジットカウンターでは、窓側席はないと言っていましたが、実際に乗って見ると空席があります。斜め前の窓側席がドアクローズまで空いていたため、客室乗務員の許可を得て、窓側に移ります。結局、窓側2席を使うことができました。フィジーからの帰国便でも、満席と言われ、実際に乗ってみると窓側が空いていたのと同じ。カウンターのシートアサインはイマイチ信用できません。
シンガポール・チャンギ空港は3本の滑走路がありますが、1本は軍専用で旅客機の離発着は行われていません。それも離れていて、森で遮られていますので、目にすることはありません。今回は、滑走路番号20Cと呼ばれる中央の滑走路を離陸。20Lと呼ばれている軍専用滑走路を探してみると遥か先に見えていました。
離陸後、マラッカ海峡を越え、スマトラ島を横断。インド洋に出たところでモーリシャスまで洋上飛行となります。
機内サービスは、ドリンクサービス、機内食(昼食)、到着前に軽食のサービスでした。
このフライトで感動したのは、客室乗務員のコミュニケーションの良さ。そして、最高の笑顔。本当に楽しんで仕事をしているというのが、乗っている乗客にも伝わり、終始、機内が朗らかな雰囲気でした。まだまだ素晴らしいサービスを展開している航空会社があるというのは嬉しくもあります。
機内食の後は、ブラインドを下して各自全席背面に設置されているシートテレビの各種プログラムで楽しみます。プログラムは、テレビ番組、子供用番組、ゲーム、ショッピング、モーリシャス航空の紹介、映画、音楽、マップの8つで構成されています。映画は、ハリウッド映画やヨーロッパ映画、そしてインド映画があり、オンデマンドなのですが、残念ながら、日本語の吹き替えはありませんので、私は飛行マップを見ていました。
なお、シートテレビはタッチパネルになっていますが、肘掛けに設置されているリモコンでも操作が可能。
機内で音楽を聞きながら、ウトウト寝ているとモーリシャスまであとわずかに。モーリシャスの島西部から高度を下げて島南東部の空港に着陸。滑走路は3,370mが1本。先端まで行き、Uターンしてターミナルを目指します。ターミナルは拡張工事をしているものの、小規模。南アフリカ航空が駐機しているのを見るとアフリカが近いのだと実感。
ボーディングブリッジが付けられターミナルへと移動。いよいよモーリシャスへ入国です。
<3フライト目>
●便名/モーリシャス航空647便
●定刻/シンガポール・チャンギ国際空港11:05発⇒
モーリシャス・サー・シウサガル・ラングラーム国際空港14:15着
●スポットアウト/11:35
●離陸/11:47(滑走路20Cを使用)
●着陸/14:30(滑走路14 を使用)
●スポットイン/14:37
●飛行時間/6時間43分
●機種/Airbus A330-200(3B-NBL)
●クラス/エコノミークラス
●座席/22C
※離着陸時の写真はフィルムカメラで撮影したものです。