Images of ナーラーイ
アユタヤ歴史公園は、タイのアユタヤにあるアユタヤ王朝の遺跡群。ユネスコの世界遺産に「古都アユタヤ」として登録されている。
アユタヤ遺跡群は、チャオプラヤー川とその支流であるパーサック川、ロップリー川に囲まれた中州に集中している。これは、敵からの防御を考えて中心部の回りに運河を掘ったことによるものである。ワット・プラシーサンペット、ワット・ローカヤスターラームなどの寺院跡、王宮跡が残る。
これらの遺跡を作ったのは1351年 - 1767年に存在したアユタヤ王朝である。この王朝は、ナーラーイ王時代には現在のラオス、カンボジア、ミャンマーの一部を領有するほどの勢力を持っていた。中心都市であるアユタヤは、流れの穏やかなチャオプラヤー川に位置し、貿易に持ってこいの地形であった。この貿易に適した地で、王はその独占貿易で莫大な利益を収め、同時に上座部仏教を信仰していた王は、この莫大な利益をもとに数々の寺院(ワット)を作り出した。しかし、1767年のビルマ(ミャンマー)のコンバウン王朝による攻撃を受けてアユタヤ王朝は消滅した。同時にアユタヤ市内の建造物や石像は徹底的に破壊され、ほとんどの寺院は廃寺となり、王宮も台座を残すのみとなった。世界的にみてアユタヤの建造物の多くが比較的新しい建造物であるにもかかわらず、そのほとんどが煉瓦のみになっているのは、このためである。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)
アユタヤ歴史公園 については・・
https://www.thailandtravel.or.jp/areainfo/ayutthaya/
https://www.jtb.co.jp/kaigai_guide/report/TH/2015/02/ayutthaya-sightseeing.html
タイ王国、通称タイは、東南アジアに位置する立憲君主制国家。首都はバンコク都。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国、通貨はバーツ、人口6,891万人(2017年、タイ国勢調査による)である。
国土は、インドシナ半島中央部とマレー半島北半を占める。南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接する。東南側はタイランド湾に面する。マレー半島中部では西にアンダマン海及びマラッカ海峡があり、それらを挟んでインドネシアやインド領アンダマン・ニコバル諸島に向かい合う。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)