Images of ネアイラ
アイラ。
2010年12月25日生まれの、女の仔。
あの、子育て上手なララの(お父さんは、あのデナリですよ)5番目の仔。
1年と2ヶ月足らずで離されてしまいます。ホッキョクグマは絶滅危惧種で、全国レベルでの種の保存のプロジェクトが立ち上がって久しい。国内で繁殖に成功している例は少ない。ララとデナリのカップルは5仔もうけている。
ホッキョクグマの繁殖年齢は大体20才とのこと。いま、全国に崖っぷちのお嬢様たちが数頭いらっしゃいます。
それで、その方達を最優先で、出張させるそうです。
そのため、先のツインズや、そのお姉さんのピリカ、そのまたお姉さんのツヨシが1歳少しで離され、あちらこちらに預けられています。
ツインズも、今度のアイラも円山動物園所有の熊さんですが、帯広に1時預かりされるのです。
ララさん(16歳)には、またまた頑張ってもらわなけれならないそうですよ。
昨年、豊橋動植物園からデナリクンとのお相手にキャンディさん(18歳)がココに出張してきましたが、人見知り、いや熊見知りされて、別居となりました。そこで、もう、仔離れしても大丈夫な時期となった、ララさん、出番です。
という事みたいです。でもね、1月から今日2月18日現在、また、キャンディさんと、デナリ君は同居させられていましたよ。
キャンディさんが来たので、帯広から移動していたピリカちゃん5歳は昨年、旭山に移動。
さて、帯広に行ったツインズのカタワレ、キロルクンは浜松動物園に移動したのは、そこにいたパフィンさん(19歳)が大阪天王寺動植物公園のゴーゴとペアを組むために出張するので浜松に熊さんがいなくなるため、当座キロルにいてもらうことになったとか。
というように、いささか、気の毒になる、ホッキョクグマサン達であります。
ちなみに熊さんたちは、1歳少しで母親から離されるのが常なので、非情なことではないのです。
ララもデナリも同じ年頃で離されて来たのですから。
お別れ会は2月19日。お別れは2月20日。
表紙は
右がアイラちゃん左は偉大なるララままです。