Images of ヴァルトハイム
5月11日に日本から直行した妻とフランクルトで合流し、7泊の夫婦旅行が始まった。フランクフルトでは、妻はショッピングに出かけ、自分はドイツ人の卓球仲間の友人にライン川ドライブに連れて行ってもらった。リューデスハイムのつぐみ横丁を散策後、ローレライにも久しぶりに行った。景色は相変わらず素晴らしいが、ローレライの周辺は大規模に整備中で、お土産屋やロ-レライの像もなかった。川沿いには世界遺産にもなっているお城が点在するが、車で巡りながら、まだ行ったことがなかったシェーンブルク城に足を運んだ。歴史ある城がそのままホテルになっており、博物館もある。お城からのライン川の眺めも素晴らしく、ホテル自体も内装は洒落て綺麗で、雰囲気抜群であった。ドイツにはこのような昔からのお城がホテルになっているところ(ブルクホテルとかシュロスホテルと呼ばれている)が数多くあり、どのホテルも最高の雰囲気である。ザバブルク(眠り姫の城)のお城を始め、今までに、5、6か所のお城のホテルに泊まった経験があるが、どこも素晴らしかった。値段もそれほど高くないので、泊まったことがない人には絶対お薦めする。
写真はシェーンブルクの古城ホテル
夜はテレビ塔近くのいつものレストランで白アスパラガス料理を堪能した。当初からの計画通りであるが、前日に次いで2夜連続のアスパラガス料理三昧となった。ドイツでは、この時期しか旬のアスパラガス料理は食べられず、多くのレストランがこの時期だけアスパラガス専用メニューを用意している。ドイツの5~6月は、新緑も鮮やかで、旅行のベストシーズンといえる。これから旅行を計画する人は、値段も下がるゴールデンウィーク直後をねらうのが一番である。
フランクフルトでは、ホテルではなく、アパートに泊まったが、50m2以上あって独立した部屋が二つ取れ、しかもキッチン付きなので大変快適であった。たとえ夫婦でも個室が確保できるのは大変ありがたかった。残念なのは、バスタブがなくシャワーだけであったことである。この後、ザグレブでは、クロアチア人の友人の家に泊めてもらい、スプリットでも、キッチン付きのアパートメントだったので、今回の旅行ではホテル宿泊が一回もなかったことになり、初体験であった。まさに長期滞在型のロングステイの雰囲気を味わうことになり、カナダのビクトリアでのロングステイの生活がよみがえってきた。