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■恒例(高齢^^;)のGW車旅〜岡山・鳥取・島根・広島・福岡・大分・山口県を走る
第9編 〜大輪の花が見事でした!由志園で牡丹観賞編〜
∇日本庭園由志園ぼたん/島根県松江市八束町
牡丹をはじめ、四季折々の花々や緑に彩られた1万坪の池泉回遊式日本庭園。庭の中央に、出雲地方の水の流れを模した滝や池を配し、池には大根島に見立てた中島が浮かびます。
「新田松」と呼ばれる黒松や「島石」、地下水など、大根島の素材に抱かれた出雲流庭園。年中牡丹が咲く室内庭園「牡丹の館」秋の紅葉ライトアップ、冬に行われる国内外のアーティストとの牡丹コラボレーションなど当園ならではの見どころも豊富。
庭を眺めながら会席料理が味わえる食事処や、オリジナルの高麗人蔘製品を扱う売店も併設しています。
▼ビワモドキ目ボタン科ボタン属
中国で2世紀には既に薬用として使用され、5世紀に入ると画材として描かれ、隋の時代には黄3、桃1及び紅色8の12品種が観賞品種として記録されています。(隋煬帝時の海山記)。
「牡丹」の名の由来は明の李時珍著「本草綱目」に“牡丹以色丹者為上、雖結子且根上生苗、故謂之牡丹”とあり、名の由来の記述で、現在発見されている一番古い記録の様です。
結実もするが根からも生える、故に牡(無性繁殖が可能)。古代品種は赤が多かったためと解釈され、故に赤色を表す「丹」。従って牡丹と称されるようになった、とあります。(但し諸説有り)
牡丹の花言葉は「富貴」「壮麗」「恥じらい」「誠実」などです。
▼大根島の由来
文字は言葉からの当て字が多く、「た(虫居)こ(虫者)島」を「太根」と当て字をあてはめ、更に「大根」としたと考えられる。
このようにして「たこ島」が「だいこん島」となったと考えられる。なお、「たこ島」については、出雲風土記にも記載されています。
たこ島(大根島)は周囲9,800メートル、高さ9メートルある。昔のことをよく知っている老人の伝えによると、出雲郡の杵築の御崎に1匹の「たこ」がおった。そこへ1羽の天羽々鷲(羽の広い大鷲)が来てその「たこ」を捕らえ、飛んできてこの島に止まった。〜それで「たこ島」というのであるが、今の人はこれを謝って栲島といっている。
▼牡丹栽培のはじまり
牡丹栽培は約300年前、町内波入地区の全隆寺に植えられたのがはじまりと言われています。
はじめはほんの数種類だった品種も明治以降改良品種の移入や、この地で改良されたりと現在では300種を越えています。
大根島が牡丹で有名になったのは第二次世界大戦が終わった後のことで、昭和29年(1954年)には「島根の花」に牡丹が選ばれました。
花の見頃は4月の終わりから5月上旬にかけてです。この時期になると島内各地の牡丹園に様々な色の大輪の花が咲き誇っています。
≪2日目≫
◆鳥取駅前Hを出発
▼鳥取砂丘/鳥取県鳥取市福部町
▼浦富海岸(遊覧船)/鳥取県岩美郡岩美町浦富
▼鳥取バイパス
▼白兎神社/鳥取県鳥取市白兎
▼道の駅「神話の里白うさぎ」/鳥取県鳥取市白兎
▼倉吉市打吹玉川(伝統的建造物群保存地区)/鳥取県倉吉市
▼山陰道(無料区間)
▼水木しげるロード/鳥取県境港市大正町
▼日本庭園由志園ぼたん/島根県松江市八束町
◆出雲市駅前H泊
≪3日目≫
◆出雲市駅前Hを出発
▼出雲大社/島根県出雲市大社町
▼道の駅「大社ご縁広場」吉兆館/島根県出雲市大社町
▼旧JR大社駅/島根県出雲市大社町
▼浜山湧水群水汲み場/島根県出雲市浜町
▼出雲文化伝承館/島根県出雲市浜町
▼県道51号線
▼国道54号線(出雲神話街道)
▼鉄の歴史博物館/島根県雲南市吉田町
▼吉田の町並み「田部家の土蔵群」/島根県雲南市吉田町
▼鉄山師の歴史館/島根県雲南市吉田町
▼吉田公園/島根県雲南市吉田町
▼菅谷たたら山内(古い町並み)/島根県雲南市吉田町
▼山内生活伝承館/島根県雲南市吉田町
▼鉄の未来科学館/島根県雲南市吉田町
▼道の駅「掛合の里」/島根県雲南市掛合町
▼道の駅「ゆめランド布野」/広島県三次市布野町
▼国道54号線(出雲神話街道)
▼国道2号線
◆広島市の自宅泊
≪4日目≫へつづく・・・
【手記】
恒例(高齢)^^のGW車旅。GW後半は混雑しそうなので4/29〜5/3の間で岡山から鳥取〜島根〜広島〜山口〜北九州辺りを古い町並み散策をメインとしてウロチョロして来ました。走行距離は1710kmでした。
由志園は初訪でした。大輪の牡丹の花が見事でした。
※今が旬の旅日記を優先してアップしているため、GWの車旅編が後まわしになって今ごろアップしている次第です。ご容赦のほどお願いいたしま〜す。