Images of 始興市
![『千葉市美術館で「光琳を慕う―中村芳中…』 Coral Room, Japanese Art Styles, Heian Period, Japanese Flowers, Japanese Painting, Japanese Antiques, Japan Art, Botanical Art, Paper Lamp](https://i.pinimg.com/originals/63/b6/6a/63b66a25c8964734819f1ade28535dc0.jpg)
『千葉市美術館で「光琳を慕う―中村芳中…』 Coral Room, Japanese Art Styles, Heian Period, Japanese Flowers, Japanese Painting, Japanese Antiques, Japan Art, Botanical Art, Paper Lamp
![Flowering plants and fruits of the four seasons. 伝渡辺始興筆 四季草花果実図屏風 六曲一双 紙本金地着色 江戸時代 Artist: Watanabe Shiko (Japanese, 1683 - 1755). Date: approx. 1725-1755 Historical Period: Edo period (1615-1868). Object Name: Six panel folding screen. Materials: Ink, colors and gold on paper Japanese Literature, Heian Period, Asian Art Museum, Folding Screen, Flowering Plants, Online Collections, Vibrant Colors, Seasons, Paper](https://i.pinimg.com/originals/12/8a/26/128a26f5e2f9603986302600cc728ab7.jpg)
Flowering plants and fruits of the four seasons. 伝渡辺始興筆 四季草花果実図屏風 六曲一双 紙本金地着色 江戸時代 Artist: Watanabe Shiko (Japanese, 1683 - 1755). Date: approx. 1725-1755 Historical Period: Edo period (1615-1868). Object Name: Six panel folding screen. Materials: Ink, colors and gold on paper Japanese Literature, Heian Period, Asian Art Museum, Folding Screen, Flowering Plants, Online Collections, Vibrant Colors, Seasons, Paper
![Detail. Japanese folding screen, one of pair. Birds and flowers of winter: Painted by: AnonymousFormerly attributed to: Watanabe Shiko (渡辺始興). Rinpa School. Date18thC Oriental Print, Japanese Screen, Eastern Art, Japanese Painting, Sumi E, Bird Drawings, Japanese Antiques, Japan Art, Gravure](https://i.pinimg.com/originals/31/5e/29/315e2919c6604867be55c9e3a5d1d5b5.jpg)
Detail. Japanese folding screen, one of pair. Birds and flowers of winter: Painted by: AnonymousFormerly attributed to: Watanabe Shiko (渡辺始興). Rinpa School. Date18thC Oriental Print, Japanese Screen, Eastern Art, Japanese Painting, Sumi E, Bird Drawings, Japanese Antiques, Japan Art, Gravure
![1. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品7月7日(火)から7月14日(火)から2. 特別展特別展「きもの KIMONO」3. オンラインギャラリーツアー最新作!副館長・井上洋一が語る、土偶からひもとく、時代を生き抜くヒント4. トーハクからのお知らせ便殿の通年公開について〈冬木小袖〉修理プロジェクトについて](https://www.tnm.jp/uploads/fckeditor/MailMagazine/2020/07/uid000318_202007030948174326a5bd.jpg)
1. 【展示替え情報】総合文化展 注目作品7月7日(火)から7月14日(火)から2. 特別展特別展「きもの KIMONO」3. オンラインギャラリーツアー最新作!副館長・井上洋一が語る、土偶からひもとく、時代を生き抜くヒント4. トーハクからのお知らせ便殿の通年公開について〈冬木小袖〉修理プロジェクトについて
![酒井抱一 Sakai Hōitsu (Japanese, 1761–1828). Edo period. A biwa and two birds. Rimpa School. Japanese hanging scroll. Two Birds, Edo Period, Sakai, Scroll, Painter, Reproduction, Japanese, Hanging, Animals](https://i.pinimg.com/originals/f4/0b/7b/f40b7b6a2e1e72db0abe3ad8bab62cb4.jpg)
酒井抱一 Sakai Hōitsu (Japanese, 1761–1828). Edo period. A biwa and two birds. Rimpa School. Japanese hanging scroll. Two Birds, Edo Period, Sakai, Scroll, Painter, Reproduction, Japanese, Hanging, Animals
![北京・上海の大都会から見れば、広西チワン自治区など言ったら、辺境ではないにしても随分な地方の田舎と思えるに違いない。だが実際に行って見ればそのイメージは一新される。ここ近年、中国の地方の高速道路網、遠距離バス網の急速な発展は、地方から地方らしさを一気に無くし、どこも皆ミニサイズの上海や青島に変貌している。垢抜けた近代都市を眼前に見ることになるのだ。東興のバスターミナルがどこか分からないので、ホテルからはタクシーで行ったら、市内の直ぐの場所にあった。その規模、発着本数、遠くウルムチまで繋がっているバス網などは、一昨年回った寧波や紹興のバスターミナルと変わらない。東興市など、広西チワン自治区では10番目にも入らない都市であるが、それでもこれだけの規模を持っている。ターミナルの建物はそれ程新しくないので、建てられてからかなりの年月が経っているだろう。そう言えば去年行った雲南省の田舎町朦朧は、街の規模はこの東興の五分の一も無いが、郊外に作られた新バスターミナルは、ここ東興の3倍から5倍の大きさだった。中国人民政府と言うか、中国人の交通網に注ぐエネルギーは日本とは比べものにならない。東興を出たバスは、片側2車線、両側4車線の快適な高速道路を真っ直ぐ東に向かう。昨日まで走って来たベトナムの国道とは大違いだ。日本でも地方へ行くと高速道路とは言っても、片側1車線しかなく、高速道路が対面交通になっているのが多いが、中国では、こんな田舎まで本格的な高速道が建設されている。今はこの高速道はガラガラの状態だが、数年後には経済発展と共に、この高速道も車にあふれているだろう。30-40分で海岸沿いの都市「防城港」に入る。街の手前からデザインされた街灯がお洒落に立ち並んでいて、帆船や海に関係するシェードが電球を覆っている。街に入る手前には、随分モダンな大学校舎が見え、経済専門の大学のようだ。この街に入る直前から、この街のモダンさに驚くが、街に入って更に驚く。自分は色々と中国の地方都市を旅行しているが、この町程、近代化、20階、30階建て以上の高層ビルが立ち並ぶ新市街地の景観は、ミニ上海を越える勢いである。「防城港」。以前どこかで聞いたような名前でもあるし、初めて聞く名前でもあるが、中国沿岸地方の発展の見本のような町だった。近くには錦州市、北海市という沿海都市が並んでいて、海南島を前にして、海外との交易も盛んなのだろうが、バスの中から見ていて、この都市の発展ぶりには、実際、目を瞠らされた。防城港のバスターミナルで乗客の半分位が入れ替わり、引き続き南寧に向かって快適な高速道を走る。周辺は低い山野。緑濃い。人口はまだまだ吸収できそうだ。途中のドライブインで20分程休憩し、そのまま南寧に向かう。南寧に入る手前の郊外の街並みがバスの中ら見える。ある集落など、皆似たような2階建てのタウンハウスで、白に統一されている。欧米の郊外程の広い敷地は無いが、そのリッチな感覚は、日本の田舎の風景を遥かに超えている。後から追いかけて来た中国は、いつの間にか日本を追い越し、今は遥か先を行っているようだ。国の所得の高まりが、等しく人民のレベルまで配布されているような感じであった。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/98/46/650x_10984603.jpg?updated_at=1424568646)
北京・上海の大都会から見れば、広西チワン自治区など言ったら、辺境ではないにしても随分な地方の田舎と思えるに違いない。だが実際に行って見ればそのイメージは一新される。ここ近年、中国の地方の高速道路網、遠距離バス網の急速な発展は、地方から地方らしさを一気に無くし、どこも皆ミニサイズの上海や青島に変貌している。垢抜けた近代都市を眼前に見ることになるのだ。
東興のバスターミナルがどこか分からないので、ホテルからはタクシーで行ったら、市内の直ぐの場所にあった。その規模、発着本数、遠くウルムチまで繋がっているバス網などは、一昨年回った寧波や紹興のバスターミナルと変わらない。東興市など、広西チワン自治区では10番目にも入らない都市であるが、それでもこれだけの規模を持っている。ターミナルの建物はそれ程新しくないので、建てられてからかなりの年月が経っているだろう。そう言えば去年行った雲南省の田舎町朦朧は、街の規模はこの東興の五分の一も無いが、郊外に作られた新バスターミナルは、ここ東興の3倍から5倍の大きさだった。中国人民政府と言うか、中国人の交通網に注ぐエネルギーは日本とは比べものにならない。
東興を出たバスは、片側2車線、両側4車線の快適な高速道路を真っ直ぐ東に向かう。昨日まで走って来たベトナムの国道とは大違いだ。日本でも地方へ行くと高速道路とは言っても、片側1車線しかなく、高速道路が対面交通になっているのが多いが、中国では、こんな田舎まで本格的な高速道が建設されている。今はこの高速道はガラガラの状態だが、数年後には経済発展と共に、この高速道も車にあふれているだろう。
30-40分で海岸沿いの都市「防城港」に入る。街の手前からデザインされた街灯がお洒落に立ち並んでいて、帆船や海に関係するシェードが電球を覆っている。街に入る手前には、随分モダンな大学校舎が見え、経済専門の大学のようだ。この街に入る直前から、この街のモダンさに驚くが、街に入って更に驚く。自分は色々と中国の地方都市を旅行しているが、この町程、近代化、20階、30階建て以上の高層ビルが立ち並ぶ新市街地の景観は、ミニ上海を越える勢いである。
「防城港」。以前どこかで聞いたような名前でもあるし、初めて聞く名前でもあるが、中国沿岸地方の発展の見本のような町だった。近くには錦州市、北海市という沿海都市が並んでいて、海南島を前にして、海外との交易も盛んなのだろうが、バスの中から見ていて、この都市の発展ぶりには、実際、目を瞠らされた。
防城港のバスターミナルで乗客の半分位が入れ替わり、引き続き南寧に向かって快適な高速道を走る。周辺は低い山野。緑濃い。人口はまだまだ吸収できそうだ。途中のドライブインで20分程休憩し、そのまま南寧に向かう。南寧に入る手前の郊外の街並みがバスの中ら見える。ある集落など、皆似たような2階建てのタウンハウスで、白に統一されている。欧米の郊外程の広い敷地は無いが、そのリッチな感覚は、日本の田舎の風景を遥かに超えている。後から追いかけて来た中国は、いつの間にか日本を追い越し、今は遥か先を行っているようだ。国の所得の高まりが、等しく人民のレベルまで配布されているような感じであった。