Images of 縄文の女神
縄文の女神について
土偶は、縄文時代を代表する遺物の一つで、人や動物の形につくられた土製品です。現在までに日本各地で約20,000個が発見され、その出土分布は東日本に多く、西日本には少ないことが判っています。そのほとんどは、故意に壊された状態で発見され、完全な形の土偶は、極めてめずらしく、しかも後に、復元されたものも決して多くはありません。
大きさも、大きいもので、高さが平均約15〜20cmで30cmを超えるものは非常に稀れです。
西ノ前遺跡の土偶は、高さ45cmと日本の土偶の中で現在一番大きくしかも欠損部がなく完全に復元された学術的にも、造形的にも縄文時代を代表する土偶です。
「縄文時代の土偶造形のひとつの到達点を示す優品として代表的な資料であり、学術的価値が極めて高い」という理由から縄文の女神は、発掘から約20年が経過した平成24年9月6日、国宝に指定されました。まさに名実ともに舟形町・山形県の宝であり、国の宝となりました。
山形県内としては6件目の国宝指定となり、土偶としては、長野県茅野市棚畑遺跡出土土偶「縄文のビーナス」、北海道函館市著保内野遺跡出土土偶「中空土偶」、青森県八戸市風張1遺跡出土土偶「合掌土偶」に次いで4件目の国宝指定となります。
( http://megami.town.funagata.yamagata.jp/megami.html より引用)
縄文の女神については・・
http://megami.town.funagata.yamagata.jp/index.html
http://venus.funagata.info/
山形県立博物館は、山形市の中央部に位置する霞城公園のなかにあります。ここは旧山形城(二の丸内)で桜の名所であり、市立郷土館、美術館、県立体育館等の立ちならぶ文教ゾーンで、県民の憩いの場所ともなっております。現在、公園は国の史跡指定を受け、東大手門が復元され、本丸石垣の発掘工事がおこなわれております。
館内の展示室は、おおきく3室にわかれております。第1展示室は「豊かな自然とそのめぐみ」というテーマのもとに、山形のなりたち、森林・野鳥・昆虫等の世界を、わかりやすく展示しております。ここでは、世界的な発見といわれた「ヤマガタダイカイギュウ」という化石が、代表的な展示です。第2展示室は「山形の大地に刻まれた歴史」というテーマで、山形の考古資料、最上川、三山信仰、紅花等の資料を展示し、山形の歴史が理解できるようにしております。第3展示室は「近代山形くらしのうつりかわり」のテーマで、文明開化から現代までのくらしの変遷、山形の焼きもの・郷土玩具等の資料を展示しています。特別展示室では、催し物展(企画展)、特別展を開催しておりますが、どの場面でも自力で学習できるように、展示資料等に創意と工夫をこらしております。
(http://www.yamagata-museum.jp/introduction/museum/outline/ より引用)
山形県立博物館については・・
http://www.yamagata-museum.jp/