Images of エルサレム賞
ガリラヤ湖ほとりにて・・ 【イエス様】は、”ケデロンの谷”を歩き、 【糞の門】から入り【下の町】から【上の町】へと続く長い階段を引かれて行きました。 これはその様子を現す、当地にある ”レリーフ”です。 【イエス様】がこのように、【カヤパ官邸】に連行されたのは、夜中の2~3時、あるいは3~4時頃と推測されます。 古代の真っ暗な道を引かれてゆきました。 この時、弟子達は皆逃げ去り、ただ 【ペテロとヨハネ】のみが、隠れてついて行きました。 (一般人ペテロが”大祭司”の官邸の庭まで侵入できたのは、”ヨハネ”(大祭司アンナスの遠縁)の手助けによる。・・と言われます。) (マタイによる福音書26章57~58節) 『イエスをつかまえた人たちは、イエスを大祭司カヤパのところに連れて行った。 しかしぺテロは遠くからイエスの後をつけながら、大祭司の中庭まで入って行き、成り行きをみようと役人たちといっしょに座った。』 (”ヨハネ福音書”では大祭司の遠縁であった ”弟子ヨハネ”が同行しています。) 【大祭司カヤパの官邸】は、現在は【聖ペテロ鶏鳴教会】の傍 にありました。 (【最後の晩餐の部屋】の近く) 上の現代の地図のように、【エルサレム神殿】の 南下側にあり、現在は”城壁外”でありますが、 ”キリスト時代”は”城壁内の【上の町】 (祭司や裕福な市民が住む所)に 【大祭司カヤパの官邸】があり、 近くに【ヘロデ王の宮殿】もありました。 ここは【シオンの山】と呼ばれる小高い丘で、古くは”ダビデ王”が【契約の箱(アーク)】を安置していた”聖なる山”です。(【シオン山】は【聖書】で【天の御国】に喩えられる場所です。) (キリスト時代のエルサレム) 【聖ペテロ鶏鳴教会】 (”あの人を知らない”と否定するペテロ像) (扉のレリーフ・ペテロを見つめる【キリスト】) (”カヤパ官邸に捕えられた【キリスト】の像) (牢獄に吊るされたキリストの壁画) 【聖ペテロ鶏鳴教会】は 【大祭司カヤパの官邸】の上に建てられた教会です。 【タケさんのブログ 鶏鳴教会】http://israel.bona.jp/wp/archives/2569/さて、祭司長達に連行された【キリスト】は、 早速、緊急招集された 【サンヘドリン】(最高法院)で、 祭司らの裁判を受ける事になりました。 中心人物は【大祭司カヤパ】さんです。 (【大祭司カヤパの官邸】模型より) (ルカによる福音書22章54~71節) 『彼らはイエスを捕え、引いて行って、大祭司の家に連れて来た。 ペテロは遠く離れてついて行った。 彼らは中庭の真ん中に火をたいて、みな座りこんだので、ペテロも中に混じって腰を下ろした。 すると、女中が、火明かりの中にペテロが座っているのを見つけ、まじまじと見て言った。 「この人もイエスといっしょに居ました。」 ところがペテロはそれを打ち消して、 「いいえ。わたしはその人を知りません。」と言った。 しばらくして、他の男が彼を見て、 「あなたも彼らの仲間だ。」と言った。 しかし、ペテロは、「いや、違います。」 と言った。 それから1時間ほどたつと、また別の男が、 「確かにこの人も彼といっしょだった。この人もガリラヤ人だから。」と言い張った。 しかし、ペテロは「あなたの言う事は私には解りません。」と言った。 それといっしょに、彼がまだ言い終わらないうちに、鶏が鳴いた。 主が振り向いてペテロを見つめられた。 ペテロは「きょう、鶏が鳴くまでに、あなたは、三度わたしを知らないと言う。」と言われた主のお言葉を思い出した。 彼は、外に出て、激しく泣いた。」 ヾ(。>﹏<。)ノ心ならずも、【イエス様】を恐怖から否定してしまう【ペテロ】ですが、ここで大祭司の家の中庭には”火”が焚かれていますが、 【エルサレム】は標高800mの高台なので、昼夜の気温差が激しく、夜は冷え込む為なのです。 3~4月の”過ぎ越し”の頃は特に、まだ肌寒い夜だった事でしょう。 ペテロが紛れ込めるくらい、あたりはうす暗い様子も解りますね。(電気の無い古代ですから。) 主の預言通り、心ならずも 「主を否んでしまうペテロ」。 しかし、彼だけ(ヨハネも?)は、「あなたは仲間でしょ。」と言われても、【イエス様】のお傍に付き添ったのですから、心の弱さを持ちながら、 【イエス様】への愛も強い【ペテロ】ではなかったでしょうか? また、このように超直情的に行動するあたりが、 ”ユダヤ人”らしい、特にガリラヤ人らしい 感じを受けます。(^^) (自己撮影の”カヤパ官邸”跡) 【大祭司カヤパの官邸】は【上の町】にあり、当時の上流の家がそうであるように、地下食物貯蔵室などが完備され、そこに【牢獄】もありました。【有名人のハブロタイプ】http://famousdna.wiki.fc2.com/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93J%E7%B3%BB%E7%B5%B1★【新発見・カヤパの棺】http://www.geocities.jp/todo_1091/new-night-tale/019.htm ”カヤパ”の家はそれでも立派な財閥でした。当時の【ローマ帝国】は、”ユダヤの行政”は、これらの TOP【ユダヤ祭司達】に丸投げしていて、 【大祭司・サンヘドリン】も完全な”ローマ帝国”の傀儡だった。 これも、上級・下級祭司の対立激化に拍車をかけた事でしょう。 暴利と権威を貪る【神殿貴族・上級祭司】と恵まれない【下級祭司】の対立は激化しました。 ( ಠωಠ)と言う事で、【大祭司カヤパ】らは ”神殿”に巣くう”金の亡者”という分けです。 彼らにとっては、【ローマ帝国】と結託し、儲けを吸い上げる旨みの方が、相当魅力があり、 【ローマ】の言う通りに動くやからでした。 これが又、きっと恵まれない【下級祭司】がブチ切れた訳で、【下級祭司】達は、率先して【ゼロータイ(過激派)】と結託して、【暴動】をけん引する始末でした。 このような状況の中では 【大祭司】ら【神殿貴族】にとって、民衆の人気を集め、「神殿体制」を批判する 【イエス・キリスト】は、 まさに彼らの【敵】以外では無かった訳です。 。゚(゚´Д`゚)゚。かくして、彼らは【ローマ帝国】と 利害が一致したのでしょう。 【ローマ帝国】はとにかく”民衆を扇動するやから”を始末したがってましたから。 【サンヘドリン】で一方的に”死刑判決”を 受けた【イエス・キリスト】は、彼らから平手打ちや侮辱の言葉を受け 【大祭司カヤパ官邸】の地下牢に 投げ込まれたといいます。 これは現在【聖ペテロ鶏鳴教会】の 地下で発掘されたのが、その【地下牢】 です。 (この写真の地下牢に【イエス様】は1晩繋がれていました。) (上の牢獄を望む穴、ここから囚人を監視した) 上から、”投げ入れられた”とも言います。 ヾ(。>﹏<。)ノ。 上に四角い覗き窓があり、そこから囚人の様子を 監視したらしいです。 この【地下牢】の壁に【HOLY FACE】 (聖なる御顔)が浮かんで見えると言われますが、本を置く台の向こう側で、良く解りませんでした。 (以下のVTR参照、4分半くらい後ろにあります) (聖ペテロ鶏鳴教会 会堂の壁画、 裁判に立たされる【キリスト】) 【イエス・キリスト】は全く無実でもあったのにも、関わらず、”超不当な裁判”で 【死刑】を宣告され、祭司達に愚弄されました。 (詩篇22編6~7節) 「人のそしり、民のさげすみです。わたしを見る者はみな、わたしをあざけります。」 と旧約の預言があります。 素晴しい教えをされる【神の御子】が、どうしてこのような不当な扱いを受けたのか?全く腹立たしく思われますが、これも”全人類の贖い”の為でありました。耐えがたきを偲ばれた【イエス様】を思い、感謝しましょう。
2012年は、日本とイスラエルの外交樹立60周年なんです!
6月4日〜14日には、夜のエルサレム旧市街がイルミネーションで飾られるライトフェスティバルがあったり、他にも様々なイベントが計画されているようです♪
そんな中、イスラエルへ行ってきました。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教にとっての聖地である事はご存じの方も多いと思います。
その3大宗教の聖地であるエルサレムや、海抜418mと世界で最も低い場所にあり、海水の10倍もの塩分濃度で体がプカプカと浮かんでしまう死海などが有名ですね。
少しずつですが、イスラエルを紹介していきます!
香港から、エルアル・イスラエル航空に乗り換えてテルアビヴに飛びました。
実は、このエルアル・イスラエル航空は、世界で最も安全なエアラインとして、アメリカで有名な旅行雑誌で5年連続の1位に選ばれているんですよ!
ヨーロッパでも、常にベスト5にランクインされていてます。
先ずはエルサレム編からです!
ユダヤ教にとっての神聖な祈りの場所、嘆きの壁。
左側は男性、右側に女性と分かれて祈りを捧げます。
観光客の方も入れますが、男性は頭を隠さなければならないので、帽子をかぶるか、ユダヤ教徒が頭に乗せる『キッパ』という小さな丸い帽子を貸してくれます。
岩の間には、願いを書いた紙が挟みこまれています。