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14時すぎに、チェックインをすまし、ワカティブ湖の『蒸気船TSSアーンスロー号クルーズ』の予約が16時だったので、ミレニアムホテルの15時のシャトルバスで湖畔にむかった。

シャトルバスを下車するとビーチストリートの両側には、お土産屋や小規模だがカジノなどが立ち並ぶ、5分くらいでワカティブ湖に到着だ。

この湖畔からの、山々の眺めは最高だ。特にこの日は快晴で雲もなく山頂まではっきり見ることができた。

16時の出航までの時間、しばし湖畔の景色を満喫した。（動画参照）

ワカティブ湖は氷河の侵食によりできたS字型の細長い氷河湖だ。長さ77キロメートル、面積は293平方キロメートル　最大深度は378メートル、標高は312メートル、氷河湖特有の水位の潮位の差が一日20センチメートルある。水温は氷河からの水が流れ込むので年中12度だ。

対岸のウォルターピークまでの往復は1時間30分だ。クルーズだけも可能だが、対岸のウォルターピーク牧場でのランチやディナー　羊の毛刈りショーなど、上陸して楽しんでまたもどってくることも可能だ。

運行時間は、出航時刻　：　１２：００、１４：００、１６：００。
　　　　　　　　　　　　　　　　１０月〜４月のみ１０：００、１８：００、２０：００も出航する。

クイーンズタウンの1月ころの日没は22時だ。20時出航でも充分景色を楽しむことが出来る。

TSSアーンスロー号　一口メモ
全長51メートル　船幅7.3メートル　重量337メートル　速度11ノット
クィーンズタウン⇔ウォーターピーク間　11キロを運行
1912年ワカティブ湖周辺の農場への物資・乗客を輸送するために造船された蒸気船だ。羊1500頭と牛30頭をデッキに搭載できた。1969年からは、観光用として、運行し始めた。350名まで乗船可能だ。現在、南半球に現存する最後の石炭を燃料とする蒸気船『湖上の貴婦人』と言う名で知られている。

一応、船の便が少ないので、予めHISのニュージーランド支店で予約しておいた。オンラインで申し込みができるので簡単だ。Eメールで事前に送付された（大人40NZドル）バウチャーをクィーンズタウン・ベイの船着場の一番奥にあるリアルジャーニー社のビジターセンターで乗船券と交換する。

15時30分すぎに、TSSアーンスロー号はクィーンズタウン・ベイの船着場にまわりこむように侵入してきた。（動画参照）

出航時刻の15分前から乗船がはじまる。2階席の前方の左右の二人掛けの席がお薦めだ。船内（2階中央部）では、軽食やアルコールも販売されている。機関室も船内から見ることが出来る。

船員さんが、石炭をくべる姿も間近で見学可能だ。（動画参照）

前方から船外に出ることが出来るが、航行中は寒いので長い時間、外にいるのはきつい。

16時少し過ぎに船は出港した。。。船内後部では、結婚式が行われてていた。花嫁はかなりデブでしかもババアだった。銀婚式かと思った。

船は快調に飛ばした。蒸気船とは思えないほどの高速で湖を走った。かもめが追いかけてくる。天気が最高によかったので両サイドの山々が綺麗に見えた。

40分ほどで、ウォルターピークに到着した。牧場で羊の毛刈りなどを楽しみたい人はここで下船する。ロトルアで羊の毛刈りは見学したので、クルーズだけにしたため出航までの10分は船内で休憩だ。

16時50分また蒸気船はクィーンズタウン・ベイにむけて出航した。

帰りは、2階席後部で、ピアノの生演奏と歌が始まる。『TSS　Earnslaw　Song Book』が事前に配布される。この中からリクエストして全員で歌うのだ。多国籍な客にあわせて御当地ソングも即興で演奏される。ガイドブックによると、日本人がいると『上を向いて歩こう』が演奏されると書いてあったが、その日は『ふるさと』だった。軍歌はリクエストしても演奏してもらえなさそうだった。わざとらしい演出だが意外に盛り上がっていた。

17時30分予定通り、TSSアーンスロー号はクィーンズタウン・ベイにもどったきた。

短い航海だったが、ニュージーランドらしい風景を満喫することが出来た。

今回はHISのオプショナルツアーを利用した。↓

『HIS　ニュージーランド』　
営業時間は月〜金　9：00ー17：30（ニュージーランドの祝日を除く）

アーンスロークルーズは下記の2種類ある。。いずれも、リアルジャーニー社という地元の大手の旅行会社が催行している。

『アーンスロークルーズ』　　船の往復のみ　大人$40.00　子ども　$15.00

『アーンスロークルーズ＆ウォルターピーク』　　牧場訪問（羊の毛刈りショー＆お菓子・ティタイム有り）大人$60.00　子ども $15.00

写真つき詳細⇒http://amet.livedoor.biz/archives/50306868.html