Images of トンロー
バンコクのトンロー駅で髪を切ってから約半年が経った。ずいぶんと髪が伸びた、わけではない。半年間で何度も切っているから。ベリーショートを保つには頻繁に切らなくてはいけない。また伸びてきた。切りたくなった。日本だとかロシアだとか国は関係ない。髪が伸びれば切りたくなる。それが人間だ。
ウラジオストクのグム百貨店の裏にある「ドブロ」に行った。地球の歩き方Platの22ページの端に縦書きで「グム裏には地元で最もハイセンスといわれるヘアサロン『ドブロ』がある」と書いてある。行ってみよう。虎穴に入らずんば虎子を得ず、だ。
外観と内装はお洒落だ。受付嬢は美人だ。美容師は男女どちらもいる。今回は男性美容師に担当してもらった。希望を伝えるとハサミで切りだした。ほどなくして、バリカンに替わった。なぜか椅子を回した。自分の正面に鏡が無い。どんな髪なのか見えない。また椅子を回して切る。またまた椅子を回して切る。バリカンを何度か交換し、その都度椅子を回す。他のベリーショートの客にもそのようにしている。自分だけではない。ほぼ一周して終了。シャンプーは無し。ロングヘアの客にはシャンプーをしているが、ベリーショートの客には無いようだ。
1200ルーブルを支払った。ホテルに戻りシャワーを浴びる、もちろんシャンプーも。
肝心のカットの出来は、ホテルの鏡の中にいる人が教えてくれる。
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