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hideのお暇日記自動船舶識別装置貨物船事故「回避間に合わなかった」貨物船転覆:衝突の中国人乗組員を逮捕 下田海保2013.9.29 23時31分 毎日新聞伊豆大島沖で貨物船「第18栄福丸」が転覆し、乗組員5人が死亡、1人が行方不明になっている事故で、下田海上保安部(静岡県下田市)は29日、栄福丸と衝突したシエラレオネ船籍の貨物船「JIA HUI(ジィア・フイ)」号で当直をしていた中国人乗組員、夏紅波容疑者(35)を業務上過失致死と業務上過失往来危険の両容疑で逮捕した。 容疑は27日午前1時25分ごろ、伊豆大島の西約11キロの海上で、注意義務を怠ってJ号を栄福丸に衝突させ、船長の大川信悟さん(62)ら5人を死亡させたとしている。 下田海保によると、J号には夏容疑者ら13人の乗組員がおり、うち2人が見張り役を務めていたという。調べに対し、夏容疑者は操船ミスを認めているという。 事故現場周辺で、J号は南下、栄福丸は北上しており、真向かいに行き交っていた場合は海上衝突予防法で双方に右転の回避義務がある。 栄福丸を所有する海運会社「丸仲海運」(名古屋市港区)などによると、衝突時の同船は夜間の当直態勢で、2人が操舵室にいて他の4人は休憩していたとみられる。1等機関士、三鬼多満男(たまお)さん(61)=三重県熊野市=が行方不明になっている。【扇沢秀明、平塚雄太、井上知大】大きな船に乗っていると小さな船が除けるものだと思う心と、中華思想が原因なんだろうか?ここは日本だ!それにしても、日本船はなぜ除けなかったのだろう?衝突の外国船員「見張り怠った」 伊豆沖5人死亡事故2013年9月30日12時59分 朝日新聞デジタル東京・伊豆大島沖の貨物船転覆事故で、業務上過失致死などの疑いで逮捕されたシエラレオネ船籍のジィア・フイ号の船員夏紅波容疑者(35)が逮捕前、海上保安庁の事情聴取に「衝突を避けようとしたが、できなかった。見張りを怠った」と述べたことがわかった。ジィア号は船首、転覆した第18栄福丸は側面後部に衝突の跡があり、海保はジィア号の回避行動が遅れた可能性を調べている。 船舶自動識別装置(AIS)のデータから、両船は事故前、向き合う形で航行していたことが確認されている。その場合、海上衝突予防法は、互いに右側に避けるよう定めている。 第3管区海上保安本部(横浜市)などによると、栄福丸は、船体の左舷中央からやや後方に深さ、大きさとも数メートルの穴があり、船倉に達していた。一方、ジィア号は船首部の左右3カ所に大きなへこみや陥没があり、左側はアンカーが船体にめりこんでいた。 事故では栄福丸の大川信悟船長(62)ら5人が死亡した。3管は行方不明の1等機関士の三鬼多満男(みきたまお)さん(61)が船内に取り残されている可能性もあるとみて、転覆した船を起こす準備をしている。 日本船左舷後方に穴という事は日本船は早めに気がついて右に舵を切ったが、外国船は回避が遅れ、まっすぐ突っ込んできた。と言うことだ貨物船転覆:衝突前、外国船が蛇行か2013年10月1日 02時30分 毎日新聞伊豆大島沖で貨物船「第18栄福丸」が転覆し乗組員5人が死亡、1人が行方不明になっている事故で、シエラレオネ船籍の貨物船「JIA HUI(ジィア・フイ)」号が衝突前に蛇行していた可能性のあることが30日、下田海上保安部への取材で分かった。J号の当直乗組員は「相手に気付くのが遅れた」などと話しているといい、同海保は操船技術が未熟だった疑いもあるとみて調べている。 海保関係者によると、船舶自動識別装置(AIS)の記録分析で、南下するJ号が北上する栄福丸と衝突するまでに、かじを左右に何度か切ったような航跡が判明したという。栄福丸は左舷中央が激しく損傷、J号には左舷と船首両側に衝突痕があった。栄福丸が右転義務通りにかじを切ったところ、J号が船首から衝突した可能性が強まっている。 下田海保は30日、業務上過失致死容疑などで逮捕したJ号当直責任者、夏紅波容疑者(35)=中国籍=を静岡地検沼津支部に送検した。夏容疑者は操船ミスを認めているという。【井上知大】中国人は何をうろたえたのだ?「行き会い」のルールを知らなかったではすまない!貨物船衝突 外国船が操船を誤ったか、2013年10月2日 5時49分 NHK NEWSWEB伊豆大島の沖合で、名古屋市の海運会社の貨物船が外国船籍の貨物船と衝突して転覆し、乗組員6人が死亡した事故で、海上保安部などが船のデータを解析した結果、外国船は衝突の前、転覆した貨物船に近づくようにいったん左にかじを切っていたとみられることが分かりました。海上保安部は、外国船が操船を誤った可能性もあるとみて、さらに詳しく調べています。先月27日、伊豆大島の沖合で、名古屋市の海運会社の貨物船「第十八栄福丸」が、アフリカのシエラレオネ船籍の貨物船と衝突して転覆した事故では、「栄福丸」の船長など6人全員が死亡し、下田海上保安部は、外国船の乗組員で、事故当時、操船の責任者だった夏紅波容疑者(35)を業務上過失致死などの疑いで逮捕し、衝突の原因を調べています。これまでの調べで、双方の船は向かい合って接近し、「栄福丸」の左舷後部に外国船の船首が激しく衝突したとみられています。さらに海上保安部などが、貨物船のレーダーの記録や、船舶の位置や速度を自動的に知らせるAIS=船舶自動識別装置のデータを解析した結果、外国船は衝突の前に、「栄福丸」に近づくようにいったん左にかじを切り、その後、右にかじを切り直したとみられることが分かりました。海上の交通ルールでは、向かい合って接近する船どうしが衝突するおそれがある場合、原則として互いに右へ回避するよう規定されていて、海上保安部は、外国船が操船を誤った可能性もあるとみて、さらに詳しく調べています。伊豆諸島・大島沖で9月27日未明、貨物船同士が衝突し、「第十八栄福丸」(498トン)の日本人乗組員6人全員が死亡した事故から、今月4日で1週間がたった。中国人乗組員、誤って「左折」指示…貨物船衝突2013年10月6日12時23分 読売新聞 栄福丸と衝突したシエラレオネ船籍の貨物船「JIA HUI(ジィアフイ)」(2962トン)の中国人乗組員で、業務上過失致死、業務上過失往来危険容疑で逮捕された夏紅波容疑者(35)は「(かじを取る乗組員に)間違って左にかじを切るよう指示した」と供述しているという。こうした証言や船体の破損箇所などから、次第に事故の状況が明らかになってきた。 下田海上保安部(静岡県)などによると、転覆した栄福丸は左舷後方に船倉まで達する数メートル大の穴が開き、ジィアフイは特に船首左舷側にアンカーがめり込むほど大きな損傷があった。このため同保安部は、両船が正面から向き合う「行き会い」の形で接近し、右に旋回して避けようとした栄福丸の左舷後方に、ジィアフイが船首から突っ込んだとの見方を強めている。 海上衝突予防法では、船同士が正面衝突する恐れがある場合、互いが針路を右にとるよう義務付けられている。捜査関係者は、事故当時のジィアフイの当直責任者だった夏容疑者が誤って「左折」の指示を出し、事故の一因となったとみて、調べを進めている。 このほか、運輸安全委員会は、船舶の現在位置や航路などから衝突を防ぐ「船舶自動識別装置(AIS)」のデータを両船から回収し、航行記録を分析して事故原因究明を進めている。AISは、近海にいる船舶の情報を船舶同士や、船舶と海保の間で無線交信する装置で、国外に出る300トン以上の船や、国内を航行する500トン以上の船などに搭載が義務付けられている。 管轄する第3管区海上保安本部(横浜市)によると、管内で2011年に事故を起こした船舶は326隻で、死者・行方不明者は18人。このうち、約7割を占める231隻の事故原因は「運航の過誤」だ。中でも「見張りが不十分だった」との理由が最も多いという。 栄福丸は、現在も下田港内で転覆したままの状態。燃料などを抜き取って船体を引き起こし、船体の調査が行われる予定だが、下田海上保安部によると、作業船の到着は7日以降になる見通し。船体の引き起こし作業を行うまでに約3週間はかかりそうだという。 hide