Images of フライ・トゥ・ジャマイカ

Accidente Boeing 757 Fly JamaicaAccident Boeing 757 Fly JamaicaPost navigationDUBAI AIRSHOW 2019IBAS 2019 / INTERNATIONAL BRAZIL AIR SHOWMAKS 2019Paris Air Show 2019

(ジャマイカ)
ジャマイカで思い出すのは、歌手のナットキングコールとブルーマウンテンコーヒーだ。
歴史と地理、音楽と水泳が殊の外苦手なボクが、好きな音楽家が二人いる。
一人はショパンで、もう一人がこのナットキングコールである。
ショパンは「戦場のピアニスト」の映画で、ナットキングコールはアメリカのTVドラマ「ルート66」が
「ララミー牧場」と共に人気番組であったことから好きになった。
唄は、「ルート66」「マチルダ」「デイ・オー」「モナ・リサ」「トゥヤング」他を
ナットキングコールで聞いているとしびれてしまう。
カリブ海の人たちは、アフリカから奴隷となって連れてこられた人たちが多く、
アフリカのリズムを原点に、新しいリズムがカリブ海からスタートして
世界に広まっていると言う。マンボ、カリプソなどがそのようだ。
中南米の音楽を知るには、「ブエナ ビスタ ソーシャル・クラブ」の映画を観なければならないと、
誰かが言うのでレンタルショップでビデオを借りて鑑賞した。
音楽苦手意識のあるボクには、やはりその良さがわからなかった。
ディズニーの「ファンタジア」でも観ていたほうが、ボクには似合うし、
どちらかと言うと、前年訪ねた南アフリカでお土産に買ってきたアフリカの音楽CD,
「Out of Africa」に収録の太鼓を基調とした音楽のほうが好みである。
船はジャマイカの「オーチョ・リオス」と言う港に入港する。
「オーチョ・リオス」とはスペイン語で「オーチョ=数字の8」「リオ=川」
「ス=複数を意味する」で「八つの川」を意味する。
「リオ・デ・ジャネイロ」「リオ・グランデ」も同じように、
「ジャネイロ川」「グランデ川」のように川を意味する。
ジャマイカのオーチョ・リオスでは、
ロッククライミングならぬ滝登りをすることになっている。
滝登りと聞くと、鯉の滝登りを連想するが、
滝は滝でも急流が流れる岩の坂道を登ることである。
流れに足をとられて岩の上を滑るほどの急流ではなく、
手をつなぎあって登れば何とか登れる範囲である。
ダンズ・リバーの滝登りという。英語だからこうなるが、
スペイン語で言えば「リオ・デ・ダン」の滝登りと言うところだ。
それでも滝の長さは距離にして500mほどあるから、
そうとうなスリルを味わうことが出来る。
ボクは糖尿病の合併症で末梢神経の麻痺があり、
手足の指先がしびれるので、手先足先に力が入らず、
また、冷たいところに手足を入れると痛みを感ずるので、
こんなことには参加できないのが残念である。
船に乗っている日本人客は総員26名であるが、
この滝登りに参加しなかったのは,
ボクを含み70歳過ぎのジジ・ババ5〜6人ぐらいなものであった。
見るからに楽しそうであったが、ボクはカメラマンに徹して皆さんに喜ばれた。
カリブ海は何処でもそうだが、周りの海は澄んでいて視界が利き、
次の訪問地 英国領グランド・ケイマンと共に、
ダイビングにはもってこいの場所だそうだ。
これまた、水の中は苦手なボクにはノンフィクション映画でも観て、
あるいは「グランブルー」と言う映画でも観て、
満足するということになろうか。
ジャマイカではブルーマウンテンコーヒーを、
お土産にしこたま仕入れたのは言うまでも無い。