Images of ヴィータウタス・マグヌス大学教育アカデミー
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2010/07/06火 ヴイリニュス観光2日目
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<ヴィリニュス創建者かつリトアニアの英雄ヴィータウタス大公戴冠記念日の祝日>
・聖ペテロ&パウロ教会見学
・工芸美術館(祝日で閉館)
・考古学資料展示館
・リトアニア国立博物館
・市庁舎広場からゲディミナス大通り散策(中央郵便局に向かったら改装中)
・大聖堂前広場で式典見学
・ピリエス通りのギャラリー見学
・ヴィリニュス大学と聖ヨハネ教会(どちらも祝日で入れず)
・大統領官邸前のダウカント広場でひと休み
・聖アンナ教会見学
・ウジュピス地区散策
・バスターミナル下見
【ヴィリュニス泊:ホテル・パノラマ(Panorama)】
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火曜日の本日は博物館めぐりを楽しみにしていたのに、7月6日はヴィータウタス大公戴冠記念日の祝日で、とりわけ楽しみにしていた工芸美術館やピクチャー・ギャラリーは祝日のせいでお休みでした。
ヴィリニュス大学の見学も楽しみにしていたのに、これも祝日で入れませんでした。
こんなこととは予想していなかったので、時間が余ってしまいました。
それなら、テレビ塔だの、国会議事堂だの、旧市街より離れたところにある見どころのそばを回る市内観光バスに乗るのもいいかも!───と急に思いつきました。
この手の観光バスは、点在するあちこちの名所を紹介してくれるのはいいのですが、市内公共交通機関を使って自分で回れると思うとやや割高ですし、バスが回る半分以上は徒歩で回れる旧市街ですから、利用することは考えていませんでした。
でも、念のためにホテルでゲットしておいた観光バスの案内を見ると、いまから大聖堂前広場の停留所に戻れば、16時30分発の最終のバスに乗れそうです。
そう思って大急ぎで戻ってみたら。
時間になってもなかなかバスが来ないので、へんだなぁと思ったら、時刻表の見方を勘違いしていました。
最終の16時30分出発のバスの乗り場は大聖堂前広場ではなく、市庁舎前広場の方でした。
最終バスは大聖堂前広場からとっくに出発した後でした。みじめ。
というわけで、昨日入れなかったアンナ教会にダメ元で向かい、そのあとはプラン中はあまり関心のなかったウジュピス地区にでも行ってみるか、と向かってみたら、途中で、2日前にヴィリニュスに到着したときに同じフィンランド航空に乗っていた女性と、道ばたでばったり出会いました。
空港から市内へのアクセス方法をアドバイスしてくれた人です。
市内で日本人に会うのもこれが初めてなのでなつかしさもあり、立ち話でこれまでの情報交換と今後の旅行計画を楽しく打ち明けっこしました。
私は今回の旅行のプラン作りも、節目ごとに丁寧にもう一つの海外旅行の話題専門のブログに書いていたのですが、その女性はそのブログを読んでいてくれたらしく、照れくさくも嬉しくなりました。
もう一つのブログ「まみ’s Travel Diarty」
http://mami1.cocolog-nifty.com/
そう広くないバルト3国なので旅程はかなりかぶっていましたが、それでも関心先の違いから、これまでのヴィリニュス滞在で回ったところとこれから行く都市の計画が微妙に違っていました。
例えば私と彼女は、リトアニア国内はカウナスまでは旅程は一緒ですが、そのあと東海岸の最大の見どころのニダの砂丘に行くのに、彼女はクライペダに滞在し、私は空港のあるパランガに滞在。
そしてその後、彼女はラトヴィアのリエパーヤに向かったあとにリガに向かいますが、私はひと足先に空の便でリガへ。
この旅行のプラン中、旅程自体を誰かに相談したり情報共有できたわけではなく、一人悶々と悩んで組み立ててきたせいもあって、非常に興味深く話ができました。
それに最近の東欧旅行では、旅先で同じく一人旅の日本人に出会って、旅の情報交換する、ということはめっきりなくなりましたから(そもそも日本人にほとんど会わなくなったから(笑))、久しぶりのこういうおしゃべりはとても楽しかったです。
行き先に日本人がぞろぞろいると、その元凶に自分も一役買っているのにいい気分がしないくせに、あんまり会わないと寂しく思う……なんて、勝手なものですけどね。
聖アンナ教会には本日は入れましたので、再び行ってみた甲斐がありました。
ただ、ウジュピス地区は、期待していたほどではありませんでした。
うらびれた様子が興味深い、とガイドブックが書く魅力は確かにありました。
でも別にそれだけのためなら、わざわざウジュピス地区に足を運ぶ必要性は感じられませんでした。
たぶん、天気がどんよりして写真では街並みが暗くなってしまうので、撮影にあまり萌えられなかったのが1番の理由かもしれません。
ウジュピス地区から戻ったあと、昨日と同じリトアニア料理のレストラン「チリ・カイマス」で一時間ほどかけて夕食をとり終えたのが19時25分。
あとはホテルに戻りがてら、ホテルのすぐそばにあるバスターミナルへ行って、明日のカウナス行きのために下見をし、バスを予約して切符を買ってしまおうと思っていました。
ところが、バスの切符売り場は20時まででした。早すぎます!
バスは列車と違って運転手に直接お金を払うのもOKなので、最終便よりも前に切符売り場が閉まってしまうようです。そんなの、知らなかったです。
ただ、きちんと下見をしておいたおかげで、翌朝、かなり強く雨が降っていましたが、カサをさしてスーツケースを引きずりながら最短距離でバスターミナルに向かうことができましたし、バスターミナルの構造が分かっていたので、スーツケースを持ったフル装備で自由に身動きが効かないことでモタモタして焦ることはありませんでした。
もっとも、カウナスはリトアニア第2の都市なので首都ヴィリニュスとのバスの本数は多く、しかも1時間15分しかかかりません。
バスの切符をあらかじめ予約していなかったおかげで、予定よりも一本早いバスに乗り、その分、カウナス観光に当てることができました。
移動についての詳しい話と関連の写真はこちらのハイライト旅行記にまとめました。
「2010年バルト3国旅行ハイライトその1:移動と市内交通編<リトアニア>」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10483384/
というわけで、ヴィリニュス2日目の本日は、期待しすぎたものは、ちょっと拍子抜けしたり、さほど期待していなかったのが思ったより良かったりしたのはいつものことですが、祝日のおかげでがっかりさせられたこともあれば、トクして嬉しかったこともあり。
どの点を取り上げてみるかによって、感想ががらりと変わる1日でした。
2010年バルト3国旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2010年バルト3国旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10481279/
詳細版「2010年バルト3国旅行の詳細旅程(写真付き)」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2010/07/2010-ccbf.html
「ウジュピス
聖アンナ教会から少し南に歩くと、すぐにヴィリニャ川の川音が聞えてくる。ここにかかる橋を渡ったところが、ヴィリニュスの“もうひとつの旧市街”、ウジュピス(Uzupis)だ。かつては職人らが暮らした地域で、こちら側の旧市街に比べて由緒ある歴史建築は少ないが、古い建物や坂の多い通りなどがとてもいい雰囲気を作り出している。ギャラリーなどアート関連の施設が次々とオープンし、近年注目を集めている地域でもある。」
(「‘09〜’10年版 地球の歩き方 バルトの国々 エストニア・ラトヴィア・リトアニア」より)