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ふじもと医院健やかで快適な人生を歩むために下部尿路・生殖器の構造(男性)前立腺の構造膀胱の構造精巣・精巣上体・精嚢の構造前立腺肥大症とは?主な前立腺肥大症の症状さらに詳しく「夜間頻尿とは?」前立腺肥大症の検査前立腺肥大症の治療前立腺がんとは?前立腺がんの検査前立腺炎とは?主な前立腺炎の症状・検査・治療
医療法人社団 壮士会 ■膀胱の病気 -急性膀胱炎 -過活動膀胱 -腹圧性尿失禁■前立腺の病気 -前立腺肥大症 -急性前立腺炎 -慢性前立腺炎/慢性骨盤疼痛症候群(CP/CPPS)■腎臓・尿管の病気 -腎のう胞 -腎血管脂肪腫 -腎・尿管結石■精巣の病気 -陰のう水腫 -精巣上体炎 -精巣炎 -精巣癌■ 前立腺の病気前立腺肥大症一般的に男性は年をとってくると、若い頃に比べて尿が出にくくなります。その原因の中で最も多いのが、前立腺肥大症です。前立腺が大きくなると、内側の尿道を圧迫したり、前立腺の筋肉が過剰に収縮して尿道が圧迫されるために、尿が出にくくなるなどの排尿障害があらわれるようになります。前立腺肥大症による排尿障害を長い間放っておくと、肥大が進み、膀胱に残る尿の量が増え、感染や腎不全などの病気を引き起こすことがあります。症状があらわれたら自己判断せずに、医師に相談しましょう。排尿障害の原因となる疾患があるかどうかなど病歴を聴取し、IPSS(国際前立腺症状スコア)、超音波検査、採血検査、尿検査などによって診断します。前立腺肥大症の治療法は、現在では薬物療法が中心となっており、α1遮断薬が前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する第1選択薬となっております。一方、前立腺が大きい方や自覚症状が高い方は、将来的に排尿障害が増悪し、尿閉の併発や手術が必要になるリスクが有意に高くなります。このような方には5α-還元酵素阻害薬を併用することでそのリスクが減少することが明らかになっています。当院では、薬物療法を中心に、からだに負担のかからない治療、前立腺の肥大の程度・自覚症状・その他の疾患の合併症の有無などを確認しながら、治療を進めていきます。急性前立腺炎尿道から入ってきた細菌が前立腺に感染して起こります。排尿時痛や残尿感,頻尿症状などを認めます。尿は濁り,血尿や尿道から膿が出たりします。高熱を伴い,食欲不振などの全身症状を起こすこともあります。 年齢に関係なく発生しますが、前立腺肥大症を合併して発症することも少なくありません。検査としては、尿の中の細菌や白血球の有無を調べます。必要に応じて血液検査を行います。肛門から指を入れて,前立腺を触診(直腸診)すると、腫大した疼痛・熱感と伴う前立腺が触れます(急性期に前立腺を触ると悪化するケースがあるので、行わないこともあります)。治療としては、高熱で緊急を要する場合,点滴を行い,細菌に有効な抗生剤を使用します。症状がそれほど重くない場合は、経口薬を服用し、外来でも治療することもあります。慢性前立腺炎/慢性骨盤疼痛症候群(CP/CPPS)■ 精巣の病気陰のう水腫 精巣を包む膜に水が溜まる病気です。針で水を抜く処置をすれば軽快しますが、高率に再発します。根治するためには手術が必要になります。 小児の場合は自然に治癒することもあります。