Images of 尊皇王
ことばの意味・来歴みんな司馬さんに教えてもらった 司馬さん一日一語☞『尊王攘夷』おすすめ記事 司馬さん一日一語☞『愛』 明治以前、 愛はあまり 徳目としては 言われなかった 愛という語は、在来の東洋思想では使用頻度がきわめてすくなく、 明治後キリスト教が入ってきてから訳語としての熟語(たとえば友愛、博愛)がさかんにつくられ、 徳目としても […] 2019年1月1日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『アリノミ』 平安朝のひとびとが よほど梨を好み これを愛していた 証拠に 名前まで変えて 「アリノミ」と よんだほどだった。 無シということばを忌んで、アリノミとしたのである。 日本における梨は、 本来、小さな実だった。 蒔絵に金粉 […] 2019年1月10日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『犬』 犬が、 多少とも物を思う ようになると、 日本人を訝しむ かもしれない。 今でこそ犬も非常な地位を得ているが、 明治以前は、犬畜生などといって下等なものとされていた。 古来、犬という文字がつく単語にろくな言葉がない。 植 […] 2019年1月18日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『演説』 日本語は 訥弁であり、 演説より 談合に向いている のである。 演説というのは、 開化の明治期が輸入した最も重要な技術種目の一つで、しかもついにものにならず、今なおものになっていないというあたりに、オッペケペの問題を考え […] 2019年2月3日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『おきゃん』 とくに 深川芸者の 心意気を あらわすことば として 多用された。 「辰巳芸者」。 江戸の代表的遊里である吉原が北里とよばれるのに対し、 南東(たつみ)とよばれたところから出たらしい。 江戸時代、羽織は男しか着ないもので […] 2019年2月4日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『お国』 出雲おんな というのは、 性的魅力がある点で 古来有名である。 京の公卿は、平安時代から、女は出雲、として、そばめとして京へ輸入した。 いわゆる京美人は出雲おんなが原種になっている。 出雲おんなは、美人というよりこびが佳 […] 2019年2月7日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『戒名』 死者に戒名をつける などという奇習が はじまったのは ほんの近世になって からである。 戒名(かいみょう)の話をしますと、 要するに日本仏教は中国経由の仏教でしたから、漢字表現で入りました。 つまりお坊さんは中国人でした […] 2019年2月16日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『蕪』(かぶ) 蕪は、正しくは 「カブラ」で、 文字は蕪菁と書く。 ところで、漢語に「諸葛菜」ということばがある。 蕪の一種で、種子をまくとすぐかたちになるらしく、なまでかじる ことができる。 というようなことが『嘉話録』という本にある […] 2019年2月23日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『胡桃』(くるみ) 日本には胡桃は もともと無かった。 胡桃や葡萄には、ハイカラなイメージがある。 信州に高燥なヨーロッパの台上の田園を感じたりすることの要素のひとつに、胡桃もかぞえられるだろう。 民族には、潜在的な記憶の伝承というのがある […] 2018年6月25日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『好色という文化』 江戸文化から、 その要素を除くと、 成りたちにくい。 ただこの好色のふるまいには、 歌論でいうところの“長高し”(たけたかし)という格調がなければならなかったようである。 さらには、よき好色の場は、江戸の吉原、京の島原、 […] 2018年7月6日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『居士』(こじ) 居士(こじ)とは 学徳のある在家の者が、 在家のまま仏道を修して 相当な域に達した場合、 敬してよぶ場合に つかわれる。 秀吉は信長の政権を武力で継承した。 相続するにあたって宗易(利休)という茶頭(さどう)をも“相続” […] 2018年7月9日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『コロボックル』 国樔ノ人は、 一部の学者が 名付けている コロボックル (蕗ノ下ノ人) である。 国樔(くず)には、古代、国樔ノ人が棲んでいた。 国樔ノ人は、一部の学者が名付けているコロボックル(蕗ノ下ノ人)である。 かれらは、大和盆地 […] 2018年7月13日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『金平糖』 この南蛮菓子は 日本にキリスト教を もたらした 聖フランシスコ ・ザヴィエルの 置きみやげだという。 芥子粒(けしつぶ)に糖蜜(とうみつ)をしみこませ、 いったんはかわかし、次いで熱をくわえると、 芥子粒に内蔵された糖分 […] 2018年7月15日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『させて頂きます』 日本語には、 させて頂きます、 という ふしぎな語法がある。 この語法は、浄土真宗の教義上から出たもので、他宗には、思想としても、言いまわしとしても無い。 真宗においては、すべて阿弥陀如来ー他力ーによって生かしていただい […] 2018年7月17日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『樒』(しきみ) シキミは、 常緑の形のいい 葉をもつ 樹である。 葉は濃緑で色もよく、肉質もたっぷりしている。 葉を裂くと、いいにおいもする。 秋には、黄色い実をつけるのだが、有毒だそうである。 材はせいぜい数珠玉につかわれるほかは細工 […] 2018年7月22日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『しづ』 「しづ」という 古代の織物は、 平安時代ぐらいまで 存在したろう。 私どもの先祖はそういうものを着ていて、寒さをしのいだのである。 梶の木という木の繊維と麻の繊維で、スジや格子模様を織りだす織物をいう。 織り模様を出すと […] 2018年7月24日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『遮光器土偶』 古代人は、 写実がつまらないと おもっていたらしく、 好きな部分を 思いきって誇張した。 亀ヶ岡は、標高約15ないし20メートルほどもある。 この丘が縄文晩期、あたかも都市のように栄えたのは、 まわりに大小の湖沼をめぐら […] 2018年7月25日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『数寄』(すうき) 「好・数寄・数奇」 という、室町文化を 特徴づけることばは、 愉悦であるとともに、 毒として理解されて いた。 昂ずれば城をほろぼし、商いに身が入らず、身上をつぶすという危険と表裏をなしているからこそ、 数寄をつらぬいた […] 2018年8月2日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『杉』(すぎ) 杉が建材として 流行したのは、 せいぜい室町時代ごろ からかと思える。 古い寺院建築や書院造りの建物をみても、ヒノキのようなずっしりした硬い材が主役で、杉のような軟らかくてかるがるした材は、せいぜい杉戸のようなものとして […] 2018年8月4日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『正義』 正義という 人迷惑な一種の 社会規範は、 幕末以前には日本に なかったといっていい。 当時(幕末)の日本人は、知識人でも日本史の知識をいまの中学生ほども知っていなかった。 通史といえば『日本外史』一冊きりなのである。『日 […] 2018年8月6日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『製紙』(せいし) 製紙法がいつどこから 伝わったものなのか 正確に論証しがたいが、 ふつう『日本書紀』の 推古天皇十八年春三月の くだりがよりどころに なっている。 高麗王の命によって渡日した僧曇徴が、その年、製紙、製墨、あるいは彩色の法 […] 2018年8月7日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『大儀』(たいぎ) 「大儀」 秀頼という青年は、 家来にこれ以上 ながいことばを 言ったことがない。 なみはずれた大男で容貌も秀麗であり、内々のうわさで漢字(まな)の書物などもすらすら読むくせに、表お座所に出るとこれだけしか言えないのである […] 2018年8月11日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『大納言』(だいなごん) 大納言というのは、 大宝律令でできた 官職で 大臣のつぎの職である。 大臣が参内しないときは、それに代理して諸政をみた。 比較はできないが、比喩としていえばいまの事務次官にあたるであろう。 千二百年前の日本の官人、知識層 […] 2018年8月12日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『ダテ』 男を立てるから 男だてといい、 それから独立して 「ダテ」という ことばが出来た。 元和九年七月、将軍秀忠は、嗣子家光に世をゆずった。 家光は父の秀忠とともに上洛して、将軍宣下を受けた。 諸大名皆これに供奉したが、伊達政 […] 2018年8月14日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『丹前』(たんぜん) 丹後守屋敷の前 ということで、 この風俗営業のことを 略して、丹前とか 丹前風呂とかよんだ。 神田佐柄木町や雉子町のつづきに、堀丹後守という小さな大名の屋敷があって、その付近に風呂屋が多くできた。 店ごとに湯女を多数おい […] 2018年8月17日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『蝶』 私は、 蝶という言葉が、 上代日本人にとって 外国語であることが 気になっている。 蝶、音はテフ。 テフという古い中国語の音は、蝶がその羽をにわかに翻しつつひらひら飛ぶさまから来ている。 人間の暮らしの中にありふれて存在 […] 2018年8月20日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『九十九髪』 久秀の献上した 「つくもがみ」 というのは 茶入れの名である 信長公記の十月二日の条に、「松永弾正は我朝無双のつくもがみ進上申され」とあり、 甫庵太閤記には「天下無双の吉光の脇差を捧げ奉る」とあり、総見記では両方とも献上 […] 2018年8月22日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『です』 「です」という 軽い敬語も、 明治の 小学校教科書から はじまったかと 私は思う。 それまで「です」という言葉はなかった。 敬語としては、ふつう、江戸も京・大坂も「でござります」であった。 軽い場合は、江戸では「でござん […] 2018年8月24日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『出戻り』(でもどり) 江戸期、 航海のことばが、 暮らしのなかまで 入ってきた。 港の船がいったん沖へ出て、天候のかげんでまた港にもどることを“出戻り”というが、 転じて、いったん婚いだ娘が実家にもどっている状態をもさした。 船の船尾を艫(と […] 2018年8月25日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『陶芸』 陶芸は 人が創るのではなく、 火が作る。 独断をいうようだが、陶芸家というものは、自己主張が働くかぎり、いい作品はつくれない。 その点、絵画や彫刻などの純粋芸術とは異っている。 焼ものに関するかぎり、時代の古い作品ほどい […] 2018年8月27日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『豆腐』(とうふ) 豆腐という名が 文献に出てくるのは、 宋代からだという。 豆腐の発明が中国であったことはたしかだが、いつたれが発明した、かとなると、ごく伝承的ながら、一種の定説があって、日本、中国とも、諸書がそれを踏襲している。 漢の高 […] 2018年8月28日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『どこの馬の骨』 「どこの馬の骨」 ということばは、 日本語のなかでも ユーモアの滋養を たっぷりふくんだ、 数少ない佳い言葉 のなかに 入るのではないか。 「広辞苑」をひくと、—素性のわからぬ人を罵っていう称 とあり、元禄太 […] 2018年9月1日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『名乗』(なのり) 維新前、 人の名前にナノリ というものがあった。 広辞苑のその項をひくと、名告・名乗とあって、「公家及び武家の男子が、元服後に通称以外に加えた実名。 通称藤吉郎に対して秀吉と名乗る類」とある。 後藤又兵衛の名乗りは基次で […] 2018年9月4日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『ニシン』 『北海道漁業志稿』 (北水協会編纂) という古い本では ニシンはヌーシィ という アイヌ語からきた、 とある。 もともと和名では カドといったらしい。 手もとの『広辞苑』のカドの項をひらいてみると(東北地方で)ニシンのこ […] 2018年9月5日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『日本人』 こんにち “人類”というのが なお多分に観念で あるように、 江戸体制のなかでは “日本人”であることが そうだったろう。 幕末、勝海舟という人物は、異様な存在だった。 幕臣でありながら、その立場から自分を無重力にするこ […] 2018年9月6日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『合歓の花』 芭蕉は、 この象潟にきて、 合歓(ねむ)の花を 見たらしい。 潟(かた)というのはおそらく紀元前からの古い日本語だろう。 遠浅の海のことである。 くわしくいえば、潮の干満の差がはなはだしく、退潮のときは陸になり、満潮のと […] 2018年9月7日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『土師器』(はじき) 弥生式土器の後身は、 茶褐色の祖末な 焼きものである 土師器である。 日本の焼きものは、弥生式時代から古墳時代にかけて併用された土師器(はじき)と須恵器という二種類から、信じがたいほどのことだが、ながく進歩しなかった。 […] 2018年9月9日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『芭蕉』(ばしょう) 芭蕉は、 木というより 大型の草という べきだろう。 “日本バナナ (Japanese banana)” などともいわれるらしいが、バナナの実は生らない。 暖地の植物である。 俳人の芭蕉が、伊賀から江戸に出てきたのは、寛 […] 2018年9月10日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『畠』(はたけ) 「畠」という 文字が おもしろい。 漢字ではなく、 国字である。 日本では稲作水田のことを田というが、漢字の本家中国では、田の字は、稲作、麦作、または蔬菜畑を区別しなかった。 ところが、日本の奈良朝はコメをもって基盤とし […] 2018年9月11日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『花のような』 花のような、 という ことばがある。 人間の美しさを 表現した 日本語としては、 これほどみごとな ことばはないだろう。 森蘭丸は、少年のころから織田信長にその才を愛され、側近に侍しながら、美濃岩村五万石をあたえられてい […] 2018年9月13日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『ハマナス』 ハマナスは 北海道に多い。 また東北から 鳥取県にかけての 日本海岸地方の 海浜に自生する。 バラ科だそうだから、花はバラに似ており、トゲもある。 「バラ科なのに、どこが茄子なんです」 「実が梨の形に似ているからじゃない […] 2018年9月15日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『万里の長城』 紀元前、 異民族の侵入をふせぐ ためにつくられた (万里の)長城は、歴世、修理と増築をかさねて、胡をふせぐための機能をよく果たした。 塞外の騎馬民族にとって、この長い壁があるために馬を越えさせることができなかったのである […] 2018年9月18日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『標準語』 標準語というのは いつごろできたので あろう。 「左様でござる」と、歌舞伎などで武士がいう。 江戸落語で武士を演出する場合も、四角ばって、たとえば「岸柳島」で武芸自慢の侍が、「尊公も両刀をたばさんでおられるなら、むざと手 […] 2018年9月23日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『備長炭』 備長炭は 熊野に多い ウバメガシという 樫の一種を乾留して つくる。 白炭ともいい、打ちあわせると金属音に近い音が出る。 ふつうの木炭(黒炭とよばれる)のように一時的に高い火力が出て持続しないのとはちがい、温度は低いなが […] 2018年9月24日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『葡萄』(ぶどう) ぶどうは ペルシャ(イラン) が原産地とある。 甲州ぶどうの原型をつくりあげるはなしをきいたことがある。 なんでも寿永年間というから平家が壇ノ浦でほろぶころ、いまの甲州ぶどうの雨宮さんの先祖の勘解由という土豪が、あるとき […] 2018年9月26日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『べに』 べにという日本語は、 古くはあっても もっぱら紅をべにと 言いなじむのは、 室町ごろからでは ないか。 『万葉集』のころは、べにといわず、くれないとよんでいた。 その植物およびその色を指す。 語源はたれもが想像できるよう […] 2018年10月2日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『桃』(もも) 桃の実も桃の木も、 中国の古代信仰 —道教—のなかで、 魔よけの呪力のある ものとされている。 この桃の実の呪術性については日本の古代にも影響されていて、『古事記』『日本書紀』の神話にまでその痕跡 […] 2018年10月21日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『物の怪』(もののけ) 物の怪とは、 たとえば鬼や狐狸や その他の怪物のような 実体のあるものでは なかったようだ 源氏物語を読まれてご存じのように、平安期の文学や説話には「物の怪」(もののけ)からの恐怖が、どれを読んでもこまごまとしるされてい […] 2018年10月18日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『木綿』(もめん) モメン(木綿) という この植物繊維の 王者とも いうべきものが、 日本に古来あった わけではない。 戦国期から、きちょうなものとしてほんの少数の武将たちに用いられはじめたのである。 説明的には、平安初期に三河の海岸に漂 […] 2018年10月20日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『主水』(もんど) 主水というのは、 古語である。 奈良・平安朝の ころの役職名で、 語源はモヒトリだ という。 徳川家康が江戸に入ったのは天正十八年(1590)。 その草創の最大の事業のひとつが、上水道を設けたことである。 その設計と施工 […] 2018年10月22日 / 司馬さん一日一語 司馬さん一日一語☞『山伏』(やまぶし) 山伏は 不動明王を 尊崇する。 不動明王の絵像か彫像を背中の笈におさめて歩き、祈祷をたのまれると、この笈を地上にすえて壇とし、不動明王をかざり、密具をつかってそれをやる。 山伏はおそろしいばかりの験者(げんざ)としてとり […] 2018年10月26日 / 司馬さん一日一語