篠田 英朗東京外国語大学総合国際学研究院教授ロンドン大学(London School of Economics and Political Science)大学院修了(国際関係学Ph.D.)。広島大学平和科学研究センター准教授などをへて、現職。ケンブリッジ大学、コロンビア大学客員研究員を歴任。2017年、著書『集団的自衛権の思想史──憲法九条と日米安保 』(風行社、2016年)で第18回読売・吉野作造賞受賞。
主要著書は他に『ほんとうの憲法:戦後日本憲法学批判』(ちくま新書、2017年)、『国際紛争を読み解く五つの視座──現代世界の「戦争の構造」』(講談社、2015年)、『平和構築入門──その思想と方法を問う』(ちくま新書、2013年)、『「国家主権」という思想──国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、2012年=サントリー学芸賞)、『国際社会の秩序』(東京大学出版会、2007年)、『平和構築と法の支配──国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社、2003年=大佛次郎論壇賞[韓国語訳版2008年])、Re-examining Sovereignty: From Classical Theory to the Global Age(Macmillan, 2000[中国語訳版、商務印書館、2004年])。
その他、『集団的自衛権で日本は守られる なぜ「合憲」なのか』(PHP出版、2022年)、『パートナーシップ国際平和活動: 変動する国際社会と紛争解決』(勁草書房、2021年)、『紛争解決ってなんだろう』(ちくまプリマー、2021年)、『はじめての憲法』(ちくまプリマー、2019年)、『憲法学の病』(新潮新書、2019年)。篠田英朗の研究室