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湖南三山
滋賀県の南東部に位置し、南に阿星山系、北に岩根山系、中央には琵琶湖に注ぐ最大の河川である野洲川が流れる湖南市は石部町と甲西町が合併し平成16年に誕生しました。この湖南市に奈良時代に建立された天台寺院で国宝に指定された長寿寺、常楽寺、善水寺の三ヵ寺の建築物を”湖南三山”と称することになりました。
長寿寺
聖武天皇の天平年中に良弁僧正によって建立された勅願寺であり、現在国宝に指定されている。その昔、聖武天皇が大仏造立のため紫香楽宮に遷都された折、世継ぎの誕生を良弁に祈請せしめたところ、良弁は阿星山中の瀑布に籠って祈り、間もなく皇女の降誕をみるに至った。そこで天皇は、皇女の生誕にちなむ子安地蔵尊を行基菩薩に刻ませて、紫香楽宮の鬼門に当たる東寺に七堂伽藍、廿四坊の寺を建立し本尊とした。そして皇女の長寿を願い長寿寺という寺号を授けたと伝えられている。
現在は国宝の本堂、重文の弁天堂、丈六阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像、十六羅漢図などが残されている。
天気は曇り空でしたが紅葉は素晴らしく、参道に所々置かれている動物の焼き物も可愛く飽きません。この日は運よく竹灯籠の展示もされていました。
駐車場も整備され穴場の紅葉スポットです。
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