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ひっそり裏京都巡り?!NHK大河ドラマ関連“お江が建てた寺”京都『養源院(ようげんいん)』:はっしんがひっそり裏京都巡り?!NHK大河ドラマ関連“お江が建てた寺”京都『養源院(ようげんいん)』を発信!
京都「養源院」で俵屋宗達の絵を見る ( 写真 ) - みずえ - Yahoo!ブログ Stone Lion, Fu Dog, Learn To Draw, Yahoo, Buddha, Sketch Book, Japan, Taipei, Drawings
増上寺には徳川家霊廟があり徳川将軍15代のうち6人(秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂)が葬られている。
霊廟の被葬者は2代将軍秀忠夫妻(台徳院・崇源院)、6代家宣夫妻(文昭院・天英院)、7代家継(有章院)、9代家重(惇徳院)、12代家慶(慎徳院)、14代家茂(昭徳院)、家茂夫人和宮(静寛院)、合祀塔には家宣の父・綱重(清揚院)、5代綱吉の生母・桂昌院、11代家斉の正室・広大院、13代家定の正室・天親院、家宣の側室・月光院、家斉の側室・契真院、家慶の側室である見光院・殊妙院とその他計35名の将軍家ゆかりの子女が合祀されている。第二次世界大戦前には台徳院(秀忠)霊廟、崇源院(秀忠夫人)霊牌所、文昭院(家宣)霊廟、有章院(家継)霊廟が旧国宝(建造物)に指定されており、その壮大さは日光東照宮に引けを取らないものだったそうだが1945年の2度の空襲で建造物群のほとんどを焼失し現在は台徳院霊廟の門4棟、有章院霊廟二天門、文昭院霊廟奥院中門(鋳抜門)を残すのみで台徳院霊廟 惣門、台徳院霊廟 勅額門、丁字門、御成門、有章院霊廟 二天門が重要文化財に指定されている。増上寺に隣接する芝東照宮は元は家康を祀る増上寺安国殿であったが神仏分離令の折に独立し神社化されている。
徳川家霊廟に葬られている和宮 親子内親王(かずのみや ちかこないしんのう、1846−1877年)は仁孝天皇の第八皇女で孝明天皇の異母妹、明治天皇は甥。江戸幕府第14代将軍・徳川家茂の正室。
1858年に幕府が勅許を得ずに日米修好通商条約を調印したことに怒った孝明天皇は幕府に攘夷を進めるよう命じる戊午の密勅を水戸藩に下したが大老・井伊直弼の主導する幕府は尊王攘夷を唱える志士や大名・公家への弾圧(安政の大獄)を行った。朝幕関係を修復し国論の統一を図る公武合体策の一環として14代将軍・徳川家茂の御台所として皇女和宮の降嫁がなされたことは歴史の1ページになっている。
家茂死後には落飾し、静寛院宮(せいかんいんのみや)と名乗り和宮が埋葬された増上寺の徳川家墓所は発掘・改葬され『増上寺徳川将軍墓とその遺品・遺体』によると和宮の身長は143.4cm、体重34kg(推定)で骨格の形状から極端な反っ歯と内股が特徴の小柄な女性で左手の手首から先の骨が見つからず左手首から先を欠損していたのではないかとの推測もあり現代も謎として話題に上っている。
(写真は徳川家霊廟周辺)