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もっと知りたい、ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域 いまも調査が続くエリアだけに、新しい発見は世界的なニュースになります。中でも2018年にポンペイ遺跡で発見された壁の落書きは大きく報じられました。この落書きはヴェスヴィオ火山が噴火した年、労働者が改装工事中のメモとして書き残したものと推測されており、その内容は「11月の16日前」(現在の日付で10月17日)です。同時代の文書などから噴火の日は紀元79年8月24日とされていますが、この落書きによりそれ以降の可能性が高まりました。これまでの調査でも8月以降に発生した可能性は浮上しており、今回の発見によって定説が覆されるかもしれません。

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