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神奈川県藤沢市本町1にある稲元屋本店跡(寺田家)は藤沢宿では一番の大店(おおだな)の呉服屋で、かつては5棟の蔵が建っていた。今もここ寺田家には2棟の土蔵が残っている。稲元屋本店跡には現在マンションが建っているが、その前に新しい「稲元屋本店跡 明治天皇行在所記念碑」の石碑がある。マンション横の小路を入ると裏に駐車場と漆喰の土蔵と石蔵の2棟が並んで建っている一角がある。これがかつての稲元屋本店(寺田家)の蔵である。商売の着物などを保管していた蔵であろう。 裏山の竹林の中に「明治天皇行在所」の石碑が見える。皇紀2600年(昭和15年)に建てられたのだという。行在所となったのは明治24年(1891年)のことであるというから、鉄道が敷かれて藤沢駅が開業した明治20年(1887年)から4年後のことである。まだ、目と鼻の先に藤沢宿の蒔田本陣が残ってもいい。しかし、寺田家が行在所となったのはよほど立派がお屋敷で御殿が建っていたからであろう。藤沢一の大店の巨万の財力が偲ばれる。 隣の戸塚宿にも明治天皇の行在所跡があるが、これは本陣跡の澤邊家前に石碑が建てられている。また、遊行寺も何度か行在所となり、明治天皇行在所碑と宝物館前には明治天皇御膳水井が残っている。寺田家の竹林の横を抜けた場所には小川泰堂居住笑宿庵跡があるが、ここには名水が湧く井戸があったという。この名水を天皇が飲まれたのであろうか?(表紙写真は稲本屋本店跡の竹林の中に「明治天皇行在所」碑)

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