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「戦力外通告」の元サッカー選手が、国際機関にスカウトされるまで 競争の中で見つけたセカンドキャリア論> プロスポーツの世界で活躍できるのは、選ばれた人だけです。競技を離れた元選手は、どのようにセカンドキャリアを築いたのでしょうか。元プロサッカー選手の阿部博一さん(32)は現在、マレーシアにあるアジアサッカー連盟でプロジェクトマネージャーをつとめています。転職が当たり前になりつつある日本。阿部さんに、セカンドキャリアの築き方を聞きました。(小野ヒデコ)<外国人部下4人とミッションを共有。ミッションがあれば業務改善が進むという> 現在、マレーシアのクアランプールにあるアジアサッカー連盟(AFC)のレフェリー部に所属しています。  昨年はAFCレフェリーアカデミー事業のプロジェクトマネージャーとして、中期計画策定、予算管理、リスクマネジメントなどを担当しています。直属の部下はマレーシア人3人、韓国人1人です。  共に働く仲間には、ミッションを常に意識しようと伝えています。AFCの事業は、「アジアのサッカーの発展」のために行っていて、その積み重ねが、「One Asia One Goal」というミッションの達成に繋がります。 ルーティーンワークでさえ常にミッションの物差しで測ることで、業務改善が進むと信じています。<選手時代に身に付けた3つのことが、生きていく上での「軸」に> サッカーを通じて主に次の三つのことを特に大事にしていました。1対1で負けない(デュエル)、練習でも試合でも最後までやり抜く(グリッド)。 そして、途中交代での出場が多かったので、試合に出たら必ず試合の流れを変えること(ゲームチェンジャー)は生きていく上での「軸」となっています。 この3つはサッカーを辞めた今でも、自分の中で大切にしている価値観、つまり生きていく上での「軸」です。 三菱総研時代や、現職では、新しいことを自分で考えて、それを形にすることが多いです。流れを180度変えるより、トヨタのカイゼンのように、今までやってきたことを見直して、新しいことチャレンジすることは日常業務の中にもあります。 自分の人生を振り替えると、与えられた場所100%取り組んでいれば、自然と道が開けて来ました。転職自体はあくまで手段で、目的ではないと思います。出典:Yahoo!ニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180208-00000002-withnews-bus_all

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