wild-goose chase〔【語源】野生のガンを捕まえることが大変な割に得られたものの価値が低いことから。最初にこの表現が使われたシェークスピアの「ロメオとジュリエット」では、ガンの動きをまねた一種の追いかけっこを指しており「相手(の無意味な動き)について行く」という意味で使われていた。2頭の馬を使うこのゲームでは、後ろの馬は先頭の馬を追い抜くまで、一定の距離を置いて先頭の馬の動きをそのまままねなければならなかった。しかし、この表現はシェークスピアの時代でもガンを捕まえることの苦労を指していたと考えられており、18世紀の Samuel Johnson の辞書では現在の意味になっている。〕