Images of 久谷駅
普通の土日を使って、深夜バスに乗り、金沢まで行ってきました。
たった二日間なのに、とても濃い旅になりました。
1日目:朝7:40 金沢駅 到着
午前 兼六園 散策後
21世紀美術館 見学。
午後 近江市場をぶらり。そのまま近江市場にて 百万石丼(海鮮丼)を頂く。
長町武家屋敷跡を散策。
石川四高記念館を見学。九谷焼のお店などをまわる。
香林坊付近にて足が疲れたので、一度金沢駅に戻り、
金沢ダイワロイネットホテルにて休憩。
夜 再び香林坊へ。
2階がクッキングスクールで1階がレストランの「四季のテーブル」
にて郷土料理(治部煮)、加賀野菜を使った膳、「四季のごちそう膳」を頂く。
治部煮は鴨肉や鶏肉に小麦粉をまぶして煮たこっくりととろみのある料理。
やさしい味付けが染みる。
食後、この時点で時間は18:30。夕飯を早々と済ませたので、どこかで
飲むことにした。
香林坊から片町の賑わいのなかでふらりふらりと歩いていると小倉町通り
という飲み屋街を発見。そこでやきとり横丁という建物の一角、
「ひげの店」というワイン屋さんに入ル。とてもアットホームで
個性的なお客さんと店長さん。おもしろすぎたので午前2:30までいてしまった。
2日目 午前4:00 ウコンの力とバファリンを飲んで就寝。
午前10:00 起床。急いで身支度後、チェックアウト。
お昼ちょっと前に東茶屋街へ。格子扉の建物をサッと見て、
昨日のお客さんと店長さんからオススメされた洋食レストラン自由軒へ。
人気ナンバーワンのプレートランチで昼食。
茶屋街のお店を見て周り、金箔やら九谷焼やらいろいろと見て回る。
その後、茶屋街を少し抜けると気になる坂(子来坂)があったので登る。
しばらくのぼると「宝泉寺」という看板があったので行ってみた。
宝泉寺には5本松という立派な松の木があり、泉鏡花がこの5本松に
悪さをすると罰が当たる。と言ったとか。また泉鏡花。思いがけなく
泉鏡花色が強くなってきたので、次は泉鏡花記念館に行くとしよう。
宝泉寺は高台にあるので、金沢市内の景観を見渡す事ができる気持ちの
良い場所にあった。
午後15:30 泉鏡花記念館へ。泉鏡花の本を読んだ事はなかったが、ロマン派という事が気になり、
また高野聖の7分間の朗読CD?がとても聞き心地よく。歌行燈と高野聖の小説を買ってみた。
その後、鏡花の道散策。主計町(かずえまち)のあかり坂、くらがり坂をウロウロ。この付近は
やはり茶屋街だが、ひがし茶屋街に比べると更に奥ゆかしい、謎めいた感じがしておもしろい。
その一角にカーフというフィンランド系アメリカ人の版画作家のアトリエがあって。
カーフさんご自身は数年前に亡くなられたという事で、店主?の方が原画の管理をなさって
いるとの事。貴重な版画をいくつも見させて頂く。内容は茶屋街の風景や、自画像を歌舞伎風に
描いたものなど。肉筆もあり、そちらは大胆な筆裁きでユーモアあふれる作風だった。
午後16:30 ゆったりと静かに流れる浅野川でしばし佇む。あまりにも美しかったので
動けなかった。
午後17:00 片町。いろいろ迷ったが、時間が早すぎて居酒屋は準備中のため
今日はちゃぶ台カフェFUll OF BEANSで「ハントンライス」セットの夕飯を頂く。
カラフルで可愛い内装で外観の古民家風とのギャップが良かった。ビールも一杯。
午後18:00すぎ、かなり迷ったが(今日もバーにいこうかと)あと数時間でバスが
出るので、迷った挙げ句、金沢駅を戻る事に。
午後18:30 バスがホテルのSPA利用だったのでAPAホテルのSPAで入浴。(といってもお洒落さは一切ない浴場とサウナ。でも露天風呂もあった。)
午後10:00 深夜バスで東京へ。
翌日11/7
午前7:00 品川駅へ到着。終了。