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朝刊に載っていた「電源立地地域対策交付金事業・ぐるっと奥会津モニターツアー」。
往復のバス代、温泉宿の宿泊費、食事4回、観光地の入場料など全て込みで12000円って破格の値段。
しかも宿泊するのは何処の旅行サイトでも口コミ評価の高い小豆温泉・花木の宿だって。
3連休は秋の乗り放題切符を使って関西行く予定で居たら、息子にもツレにもWELCOMEされずガッカリしてたトコだった。
こっち行くしかないでしょ!
昼食を兼ねた最後の観光は南会津町の前沢曲家集落です。
曲家(まがりや)とは、その文字の通り、L字に曲がった住まいの事です。手前の突出部には、生活(農耕や運搬)に欠かせない大切な牛や馬を、そして奥の建物は人の生活空間として、牛・馬と人とが同じ家の中に暮らしていました。
雪深い奥会津地方特有の曲家は労働力として馬や牛と同じ屋根の下で、家族同様の生活を営んで来た名残りです。
文禄年間(1592~5)年に横田城主山内氏勝の家臣、小勝入道沢西が、主家が滅んだ際に移り住んで来た事が始まりとされています。
明治40(1907)年に、この前沢集落が全戸消失するという大火に遭い、その後、同一の大工集団によって一時期に各戸を建築したことによって、統一的な景観が生まれました。
農業の機械化とともに牛・馬は人々の生活から離れていきましたが、集落23戸のうち半数ちかくが曲家を維持して生活しています。(L字型の曲家ではない作りを直家(じかや)と呼びます。)
曲家資料館では、民具の展示、いろりを囲んだ内部の空間、大黒柱や梁の太さなど100年来の風雪に耐え、時代の流れに対応してきた暮しの知恵を探る事が出来ます。
前沢曲屋集落は明治40年と比較的新しく全ての建物が建てられてるなどの要因が重なった事で、現在でも大部分の民家が茅葺屋根で当時の景観を保っています。
大内宿で見られるような土産物屋や蕎麦屋などの観光客用飲食店も集落内には少ない為、当時からの生活臭が感じられる事も貴重な集落と言えます。
平成23(2011)年6月、この統一的景観保護のため、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されました。
前日の会津田島駅で合流し、案内していただいていた添乗員さんは会津高原駅でバスを降りましたが、ツアー客のリクエストで、道の駅会津田島でお買い物タイムも取って貰えるように手配しておいてくださいました。
サービスの良いワイエス観光さんは、そのリクエストにも応えてくれたのは勿論、帰りは連休故の渋滞を懸念された中、呆気無いまでスムーズに流れたて時間の余裕が出来た事も有り、トイレ休憩にわざわざ鬼平犯科帳の町を再現した羽生パーキングエリアを選んで立ち寄ったくれました。
好奇心旺盛で勉強熱心なバスガイドの田端さん、色々ご配慮くださった親切な運転手の岩瀬さんのお陰で楽しかった旅が更に上質な物となりました。お礼を言いたいです。
モニターツアーでしたから、当然詳しいアンケートをこなさなければなりません。
が、PHOはそういうの大好きですから、「あなたはこのツアーに幾らまでなら支払おうと思いますか?」なんて問いにも、金額だけじゃなく、『このままなら○万×千円までだけれど、昼食をオプションにして△万□千円が望ましい』なんて余計なコメント付けときました