Images of 梁石日
旭橋(あさひばし)は、北海道旭川市の石狩川と牛朱別川に架かる橋。
国道40号(昭和通)の橋であり、かつては大日本帝国陸軍第7師団司令部に通じる道路として重要な役割を担ってきた。
戦時中には多くの兵士が旭日章の下を通って満州、ノモンハン、中国大陸、アリューシャンへと出征して行った]。軍都旭川を象徴する橋であったが、終戦とともに旭日章は撤去された。 現在は上下流にも橋梁があり、交通が分散されている。
旭川市を象徴する橋として「旭川八景」に数えられており、「土木学会選奨土木遺産」]、「北海道遺産」にも選定されている。また、豊平橋(札幌市)、幣舞橋(釧路市)と並んで「北海道三大名橋」と称されたが、現在ではそのうち旭橋のみが架橋当時からの姿を残している。
主要諸元型式 ブレースト・リブ・バランスド・カンチレバー・タイドアーチ橋橋長 224.82m 幅員 18.3m
竣工 1932年(昭和7年)11月3日 建設 汽車製造(現・川崎重工業)
発注 北海道庁旭川土木事務所 事業費 1,038,650円77銭
管理者 北海道開発局
1927年(昭和2年)、北海道大学工学部長の吉町太郎一に設計指導を依頼し、「旭川のシンボルになる橋」と考えて内務省と協議した結果、橋梁形式にブレースト・リブ・バランスド・カンチレバー・タイドアーチ橋を採用することになった。 この構造では、トラス状に補強された二重のアーチ(ブレースト・リブ・アーチ)によって中央径間を大きく取り、そこに生じる下向きの力を、両側径間に張り出した片持ち梁(カンチレバー)を支持する上向きの力として利用することでバランスを取り、かつ中央径間では桁を(アーチのタイとして)張力を負担させ下路式アーチを構成して支点に生じる水平力を大幅に減らすことで、橋脚や基礎の構造を簡素化している。
『旭川夏まつり』期間中は橋から放水やライトアップが行われ、『旭川冬まつり』は旭橋河畔会場でも行われる。旭橋周辺の河川敷は「リベライン旭川パーク」として整備されている。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)
旭橋 については
https://www.hokkaidoisan.org/heritage_006.html
国道40号 北海道旭川市から稚内市へ至る一般国道。 総延長 299.2 km 現道 250.0 km
起点 旭川市 主な経由都市 士別市、名寄市 終点 稚内市
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)