Images of ソビエトの家
MOSCOW STARAYA BASHNYA
ロシア料理 モスクワ
個人的な印象ですが、この国は4つの時代で考えるといいかも。
ネフスキーの中世ロシア
ロマノフ家のロシア帝国
レーニンからゴルバチョフまでのソビエト連邦
プーチンのロシア連邦
っという感じでいくと。。。
店舗と内装は中世ロシア
料理はロシア帝国
給仕と料理人はソビエト連邦の生まれ
運営と味付けサービスはロシア連邦
Inhabit, Interior Architecture, Home Art, Building A House, Residential, Mansions, House Styles, Outdoor, Design
2009/07/09木 クリミア半島1日目(現地英語ガイド&車付)
シンフェロポリからヤルタへ向かう途中
・チュフート・カレ洞窟都市とユダヤ墓地
・岩壁の被昇天教会
・バフチサライ宮殿
・アイ・ペトリ山頂展望台(1,234m)
【ヤルタ泊:ホテル・ブリストル(Bristol)】
洞窟都市(cave town)と聞いて思い浮かべたのは、南イタリアのマテーラやトルコのカッパドキアです。
あるいはもっと身近なところでは、小学生のときに遠足で訪れた我が埼玉にある吉見百穴遺跡@
クリミア半島にいくつも点在している洞窟都市は、そのうちどれが一番近いかといったら───吉見百穴でしょうなぁ。
前の晩にキエフから出発した寝台列車がクリミア半島のターミナル駅シンフェロポリに近付くにつれ、だんだんと緊張してきました。
クリミア半島での5日間は、事前に現地旅行会社を通じて英語ガイドと車をチャーターしてあります。
つまり、5日間ずっと、ガイドと2人っきり、いやドライバーと合わせて2対1なのです。
どんなガイドか、相性が合うかどうか、大きな問題です。
駅のホームまで出迎えてくれた私のガイドは、60歳になる元気なおばあちゃんでした。
ガイド歴は長く、プロ意識が高く、知識は豊富で、いつも一人で旅行する私は、プロのガイドとはこういうものなのだろう、と感心させられました。
年齢のせいもあると思いますが、今や専門家やVIPのガイドを専任としているとか。
私はただの1観光客なのにもったいないくらいです。
自らをソビエト・ウーマンと呼ぶ、見知らぬ人が相手でも説教しちゃう、昔気質のおばあちゃんで、人の暮らしが自然と一体となっているところが好きでクリミアに住み着いたという、クリミアをこよなく愛する人でした。
チュフート・カレの洞窟遺跡は個人的にも大好きだけど、ここを訪れる観光客は少ないそうで、私がここを選んでくれたことを感謝すると言っていました。
チュフート・カレについて書かれた本を見せてくれました。
びっしりとアンダーラインがあって、しっかり研究しているようでした。本当に好きなんだなぁ。
そのおばあちゃんガイドことニーナは、年齢を感じさせないくらい元気で健脚でした。
チュフート・カレは、観光客が通常訪れるとしてもたいてい2時間程度の散策だそうですが、「ふつうのツアーではめったに案内できないところに連れていってあげる」と言われればのらないわけにはいきません。
おかげで3時間半の登山。登山といってもハイキングに近い軽いものですが、あんなに歩くとは思ってもみませんでした。
一人旅だったら絶対選ばないコースです。
ガイドに案内してもらえるからこその、めったに経験しない貴重なコースだったといえます。
ただ、ニーナはどんどん先に行ってしまうので、ゆっくり写真を撮りづらかったです。
かといって、ニーナが「ここで写真を撮るのはどう?」と言ってくれるところは、確かに良いスポットなのですが、人にいわれると撮影意欲が減退してしまう天の邪鬼な私。
それに、ニーナの説明は非常に興味深かったのですが、「メモするんじゃなくてしっかり聞きなさい」とメモさせてくれなかったので、情報がたくさんありすぎて覚え切れませんでした。
そんな厳しい先生みたいなところもありましたね。
忘れてしまった情報は、翌日、撮った写真をいくつか見せながら、まとめてもう一度質問しました。
全部は補強できなかったけれど。
※2009年ウクライナ旅行の旅程一覧はこちら。
簡易版「2009年ウクライナ旅行プロローグ(旅程一覧)地図付」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10359084/
詳細版「2009年ウクライナ旅行の詳細旅程」(もう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」より)
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2009/07/2009-2271.html
「クリミア半島はウクライナの中の自治共和国である。クリミアの南部の気候は亜熱帯気候なので、他のウクライナの地方に比べると暖かい。また黒海に囲まれて、リゾート地として有名である。19世紀の半ばごろにはクリミア半島の暖かい天気やきれいな空気と景色に感動した当時ロシア皇帝であるアレクサンドル1世は初めて夏公邸としてクリミアで別荘を買ってきた。その後皇帝に習い、皇帝の身近な貴族がクリミア半島で別荘土地を買ってきて、立派な宮殿が次々とあらわれてきた。皇帝や貴族が夏・秋をクリミアで過していた。空気もとてもきれいで、薬草がたくさんあるので、当時はそれを使った治療方法が生じた。(後略)」
(ウクライナ政府観光通商センター公式サイトのウクライナ観光情報「クリミアの歴史」より)
http://www.unttc.com/Crimea.html