Images of マヌエル・ロドリゲス愛国戦線

★2017年8月:新たに出てきた画像をアップします。★
この時は親戚がルワンダに滞在していたので、当時住んでいたドイツからケニア旅行を兼ねての訪問。
ちょっとルワンダの歴史の復習。
ルワンダは62年7月にベルギー領から独立。
農耕民族のフツ族が多数派、牧畜民のツチ族が少数派という構造でも、その後の支配はツチ族中心に行われてきたらしい。
73年7月に多数派フツ族の軍事独裁政権が誕生。
90年には少数派のツチ族が組織するルワンダ愛国戦線が攻勢に転じた。
そのたびに優勢な側による弾圧・虐殺などがあり、内戦が繰り返されて来たとのこと。
SUR SHANGHAIとその旦那がルワンダに行ったのは、94年に始まる内戦の前。
それでも親戚によって行動が規制された滞在でした。
ケニアの夜の山中でジープがエンストすると言うハプニングのあとはナイロビから飛び立つばかり。
SUR SHANGHAIとその旦那は「ルワンダって、首都キガリの空港に着いたあと、どうやって親戚のところに行くの?」なんて事を言っておりましたが…、そこには親戚がランドクルーザーでお出迎え。
それを見た瞬間、イヤな予感。
SUR SHANGHAIたちは管理された旅はイヤなのに、この親戚は仕切りたがり屋。
それを忘れていた…。
そして、ライフルを持ったガードマン付きの彼女の邸宅へ。
おお、ドアは防弾だ?!
一息つくと、案の定彼女は命令を下しました。
「危険だから、この敷地外に出ちゃダメ! 一緒に外に行く時も勝手に私から離れちゃダメ! お土産が欲しかったら、私が連れて行く所で買うこと! スケジュールはもう出来てるからね!」などなど…。
その晩、旦那とぼやく。「つまんないね?。」
その後の数日はこの状態で、郊外の湖や密猟者に捕まったマウンテンゴリラを保護している施設を見学。
一番印象に残ったのは、最終日。
「空港までの道に不穏な動きがある。」と、ボディガード付きのお車に乗せられました。
このおにいちゃんたちが映画に出てくるような黒背広のクールなタフガイ。
話し掛けるのも目を合わせるのもためらってしまうプロの雰囲気を全身にまとってる!
この手の研ぎ澄まされたオーラを見たのは初めてだったので、見惚れてしまったSUR SHANGHAIでした。
上記の訪問からしばらく経ったある日、この親戚から「さっき大統領の乗った飛行機が撃墜されたらしい。しばらく連絡できないかも。」という94年の内戦の始まりを髣髴とさせる電話。
その後、その親戚はそのまま内戦に巻き込まれてしまいましたが、結局はアメリカ軍のコンボイで隣国ブルンジに脱出。
その親戚も三児の母となり、2010年1月現在は日本にいます。
表紙の画像は、キガリ郊外の湖にて。

お中元 御中元 夏ギフト ビール お酒 プレゼント 2025 飲み比べ 詰め合わせ【送料無料】アサヒスーパードライ AS-5N 1セット SGL御礼 御祝 内祝 お誕生日 贈り物 高級 5000円以下

ルワンダといえば、1994年のGenocideが有名である。
フツ族とツチ族の争いといわれているが、いろいろと複雑な事情もあったようだ。
ルワンダ愛国戦線(RPF)が制圧するまで100日間、大量虐殺が起き100万人ともいわれる方々が犠牲になった。
いまではそんなことは感じられないのであるが、現地の方々には暗い記憶はまだ残っているに違いないのである。
いまや経済成長率も8%となっており、アフリカでも有数の成長国。
首都のキガリは非常に坂が多くて美しい街であった。

橘 玲 「世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲」。作家・橘玲氏が、投資、資産運用など金融市場を含めた「世の中の仕組み」の中で、いかに楽しく(賢く)生きるか(人生のデザイン)をメルマガで伝えます。