Images of ルカによる福音書
ガリラヤ湖ほとりにて・・ 『今、飢えている者は幸い?!』『泣いている者が幸い?!』 ってどういうこよ?それに比べ、”豪華なリッチな金持ち!”は、『キリスト』に会いにすら来ないではないか?必要が無い”からである。「私は金が腐るほどあって、楽しくてたまらない!何でキリストに会う必要がある。何で神に願う必要があるのだッ!」こんな方は『救われ無い!』
ガリラヤ湖ほとりにて・・ (ルカによる福音書7章1~10節) 『イエスは、耳の傾けている民衆に、これらのことばを話し終えられると、カペナウムに入られた。 ところが、ある百人隊長に重んじられているひとりのしもべが、病気で死にかけていた。 百人隊長はイエスのことを聞き、みもとのユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来て下さるようにお願いした。 イエスのもとに来たその人たちは、熱心にお願いして言った。「この人はあなたにそうしていただく資格のある人です。この人は、私たち国民を愛し、私たちのために会堂を建ててくれた人です。」 イエスは彼らといっしょに行かれた。そして百人隊長の家から、あまり遠くない所に来られたとき、百人隊長は友人達を使いに出して、イエスに伝えた。 「先生、わざわざおいで下さいませんように。先生を私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ですから、私の方から伺う事すら失礼と存じました。 ただ、お言葉を頂かせて下さい。そうすれば、私の僕は必ず癒されます。 と、申しますのは私も権威の下にある者ですが、 私の下の兵士たちが居まして、そのひとりに、 『行け。』と言えば行きますし、別の者に 『来い。』と言えば来ます。また、しもべに 『これをせよ。』と言えば、そのとおりにします。」 これを聞いて、イエスは驚ろかれ、ついて来た群集の方を向いて言われた。 「あなたがたに言いますが、このような立派な信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません」 使いに来た人たちが家に帰ってみると、しもべは良くなっていた。』 (ローマの百人隊長) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AA%E3%82%AA 『イエス様』は”平地の説教”を弟子と群衆に話され、終わったので【カペナウム】に入られました。【カペナウム】は前にもお話したように、 【ガリラヤ湖畔】の町で、交通の要所であった所で、ローマの”徴税所”が置かれ、”ローマの軍隊”も常駐していました。 (この”ローマの軍隊”は傭兵であり、”ローマ人”でなく帝国内の”異邦人”(ユダヤ人以外)の寄せ集めの兵隊) 【カペナウム】には”弟子ペテロ”の家もあり、 【イエス様】が長らく住んで”宣教の中心”とした町です。 するとそこに、ある”百人隊長”の大切にしている僕が死にかかっていて、”イエス様”に助けを求めてきました。この”百人隊長”とは、”ローマ軍”ですが ”異邦人の傭兵の百人隊長”でありました。(”百人隊長”の上には”千人隊長”などが居ます) この方の”僕”は【原書のルカ書】では『奴隷』という言葉が使われています。(当時は制服された国の人は立派な人でも”奴隷”にされ、『ルカ福音書』の著者・医者のルカも実はテオピロの奴隷でした。) ”百人隊長”異邦人でありながら、大そう立派な人であったのでしょう。”ユダヤ人”の長老達に頼んで、”イエス様”にお願いに来られました。長老達は、”イエス様”の所に来ると 「この方はそうして頂く価値のある方です。私達国民を愛しており、会堂も立てて下さったのです。」・・と言いました。 百人隊長は立派な人格の人で、 ”異邦人”である”ユダヤの民”を愛し、”会堂”まど作ってくれる、親切で資産家の人でした。 ”イエス様”はそれを聞いて御出掛になりますと、まだ家から遠くであるのに、 ”百人隊長”は友人たちを使いに出し、『先生わざわざ来て頂くにはおよびません。私は先生を家にお入れする値打ちの無い者です。』 と大そう謙って言われました。彼はさらに『わたしの方から出向くのも失礼かと存じます・・と何やらとても『礼儀をわきまえた立派な方』である御様子。 ”彼は非常にへりくだった人でありました。” しかも【イエス様】を大変尊敬され、信じている人であった事が解りますね。自分は【イエス様】のような【メシヤ様】に来て頂く価値も無い者です。・・と言われているのですから。 彼は『ただお言葉を頂けるだけで結構です』と言います。【私も権威の下に居る者です】・・とは 【私も軍隊で権威がある立場です】という意味です。彼は”自分が部下に「行け!来い!それをしろ!」と言えば、部下がその通りにする・・事を良く理解しておりました。 なので、彼は 【神の子イエス・キリストの権威】を真に信じていた訳です。 この ”百人隊長”は 【神の子イエス様の権威】で御命令になれば、僕は癒される!・・という強い信仰を持っていました。 ・・この事を聞いた【イエス様】は驚かれた!・・それは”百人隊長”は”ユダヤ人ではい異邦人”なのに驚くような”信仰”を持っていたからです。【イエス様】は「イスラエルの中でも、これほどの”信仰”は見た事がない」と絶賛されました。 【神の子の権威を信じる信仰】ですね! ”権威のある神様”が命じれば、 何でもその通りになる”これこそが、素晴しい”信仰”です! アーメン!です! あなたも信じましょう!