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幣舞橋ロータリー(北海道・釧路) Nusamaibashi rotary, Kushiro, Hokkaido, Japan Kuril Islands, Wetland Park, Tottori, Sister Cities, Sea Of Japan, City Central, Countries Of The World, New South Wales, City Hall
釧路湿原の北西部に位置する阿寒郡鶴居村(あかんぐん つるいむら)は、釧路総合振興局内では唯一の村となっています。
阿寒カルデラ外輪山の丘陵地を源として貫流する3つの川の流域に沿って原野が広がり、流域はいずれも農耕に適し大規模な草地が広がっています。
北部は丘陵地帯、南部は釧路湿原の湿原・湿地帯になっています。
「キラコタン岬」は釧路湿原に突き出た岬状の丘陵地で、緑に染まる湿原模様とチルワツナイ川の大きな蛇行の絶景が見渡せ、湿原の最深部に来たという実感が体験できます。
ここは釧路湿原の特別保護区域に指定され、かつて絶滅したかと思われていたタンチョウが大正13年(1924)に再発見された場所の一つです。
岬までは徒歩でしか行くことができず、天然記念物地域の国有地でもあるため、立ち入りには許可が必要です。
「キラコタン」はアイヌ語で逃げてきた村という意味で、当時海の近くに住んでいた人たちが大津波に襲われそこから逃げてきたと言われています。
鶴居村は過疎地域であるにもかかわらず、農業従事者一人あたりの平均年収額は全国一位。一人あたりの平均所得が日本一高い村です。
乳牛を主体とした酪農専業形態がほとんどであり、多頭数飼育により近代化経営が進められています。
鶴居村は特別天然記念物タンチョウが生息し、酪農台地の景観から、「日本で最も美しい村」に登録されています。
タンチョウの生息繁殖地に因み、村名を「鶴居村」と称しています。
今日は鶴居村の「ホテルTAITO」に泊まり、翌日早朝に宿のご主人がガイドする「湿原ウォッチングツアー」に参加し、「キラコタン岬」へ向かいます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・北海道鶴居村HP
・日本で最も美しい村HP
・HOTEL TAITOのHP、館内掲示
・釧路湿原国立公園、自然解説マニュアル「⑥キラコタン岬周辺」、環境庁、平成元年
・ちょいプラ素材「釧路湿原 タンチョウとキラコタン岬が両方満喫できるTATITOネイチャー倶楽部のおすすめツアー」
「釧路湿原 キラコタン岬のネイチャーツアーで絵葉書のような風景に出会う」
・釧路湿原川レンジャーNews、2010Vol.3「第2回 釧路湿原川レンジャー学習会が開催されました」
・キラコタン岬の現地案内板
・ReRaレラ、釧路湿原のカヌーツアー「キラコタン岬」
・地下水学会誌「名水を訪ねて(118)釧路湿原の湧水」、第59巻第3号、2017
・たびらい「キラコタン岬 釧路湿原の秘境スポットをトレッキングで楽しむ秘訣」
・野人エッセイす「トリカブト 毒に囲まれた暮らし」
・季節のはなし「よもぎとトリカブトの見分け方知らなきゃ怖い違いと毒性」
・ウィキペディア「鶴居村」「クサグモ」「オトシブミ」「キハダ」
●釧路湿原が散歩道!
釧路湿原は 道東に広がる 我が国最大の湿原です。湿原の、ほとんどが ヨシやスゲでおおわれる沖積平野で、東京の山の手線内と同じぐらいの広さです。
釧路湿原は 国の特別天然記念物タンチョウをはじめ、2000種を超える動植物が暮す「生命のゆりかご」です。
湿原の小高い丘の上から見下ろすコッタロ湿原はみごとな眺めです。湿原の周囲には農地や住宅、工業地も出来て、だんだん狭くなっている。1960年後半に造成された農地の跡地を、ヨシやスゲの湿原に再生する事業が進められている。
釧路川で大繁殖している外来種の食用ザリガニを捕っていた。北アメリカ原産らしいが、釧路湿原の貴重な生態系を乱す悪者のようです、たくさん捕れていましたが、外来種の繁殖を防ぐために、ここで捕ったザリガニを活きたまま外へは絶対持ち出さないようにとの事です。