Images of オットー3世 (バイエルン公)
オーストリア・チェコ一ヶ月のんびり旅の個別旅行記第3弾は、740年にわたってバイエルン公国、王国としてドイツ南部地域を支配し続けたヴィッテルスバッハ家の宮殿、レジデンツの見学記である。
大陸ヨーロッパの近世史の中での王家は、フランスのブルボン家、オーストリアのハプスブルク家の知名度がダントツ。神聖ローマ帝国の一諸侯国に過ぎないバイエルンや、ヴィッテルスバッハ家については、あまり知識はなく自分の頭の中の欧州史ではほとんど存在感がなかった。
だが、レジデンツをたっぷり半日以上かけて見学し、その絢爛豪華な宮殿、代々伝わってきた夥しい宝物の数々を目にして、ヴィッテルスバッハ家の財力、権力の大きさを実感し、いささか歪んでいた頭の中のヨーロッパの歴史を正された思いをしたのであった。
なお、今回の旅行スケジュールは旅行記ダイジェスト版に記載の通り
http://4travel.jp/travelogue/11152503
前回のミュンヘンでは、レジデンツを見逃し、ニンフェンベルク城も行かず、白ソーセージも興味がわかない…ぼんやりして市庁舎を見ただけで終わった疲労蓄積中のミュンヘン滞在でした。
今回も最終地には変わりないものの、リベンジですな。
メインの目的はレジデンツ。
ヴィッテルスバッハ家が統治したバイエルン公国を経たバイエルン王国の権勢を見届けましょう。
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夏のザルツブルクと南ドイツ【1】サウンドオブミュージックの鼻歌が止まらない
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◆主な料金
全部個人旅行で、半年前に106,560円の往復チケットをゲット。
宿泊はBooking.comとHotels.comを併用し、現地8泊(約10万円を2人で折半)。
バイエルン州内乗り放題(ICなど特急のぞく)のバイエルンチケットはグループチケット32ユーロ!これを3回利用。2人で折半。
観光パスカードも積極的に利用した。ザルツブルクカード(ハイシーズン72時間44ユーロ)、ニュルンベルクカード2日券(28ユーロ)。
ミュンヘン交通フリーパス、グループ1日乗車券(ゾーン1-4:12.8ユーロ、2人で折半)を2回、グループ1日乗車券(空港を含む全域:24.3ユーロ、2人で折半)。
◆旅程
【1】8/12-8/15 関空-ミュンヘン空港-ザルツブルク
【2】8/16-8/17 ニュルンベルク
【3】8/18 ローテンブルク
【4】8/19-8/21 ミュンヘン-関空 ←今回はこれ