Images of 函谷関の戦い (紀元前318年)
☆★☆【令和5年1月26日㈭遭遇車リスト】 国道経由仕事場町内縦貫ルート3700m 【出発地1000m圏内】遭遇総数5台 ①白 アウディQ2 岡山340 ふ ・318 50m(3桁ナンバー) ②銀 N-VAN 岡山483 け ・285 120m(3桁ナンバー) 【目的地1000m圏内】遭遇総数5台 ➊黒 エスティマ 神戸536 〇 ・702 3000m(3桁&【九】)
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『キングダム』第3話「函谷関攻防戦」先行カット 秦国の命運を握る戦いが幕を開ける『キングダム』第4シリーズが2022年春に放送決定! 王弟・成蟜が不敵な笑みを浮かべるティザービジュアル公開TVアニメ『キングダム』後期メインビジュアル&新PV公開! 物語はついに後半戦「蕞国攻防戦」へ突入『キングダム』秦国軍 函谷関本陣へ電話をかけられる特設サイトが公開! 危険人物・趙軍総大将の李牧を指名手配?『キングダム』Blu-ray 上下巻購入特典の原泰久描きおろしBOXイラストが公開! 森田成一、福山潤、釘宮理恵らのオススメコメントも『キングダム』第12話「媧燐軍の突撃」あらすじ、先行カットが到着
バスの旅 一路洛陽へ 函谷関の展望 その1
朝がきた。今朝もまた早く起きて大雁塔付近を散歩した。妻はよく寝ている。
出発は8時、河南省の専属ガイドが迎えに来ることになっている。
昨晩 妻と話した。
「明日は誰か二、三人くらいは一緒だろうな。」と。で バスに乗り込む。新車のバスという。
バスの旅である。定員36名の小型バスに乗り込みながら、
「ほかの客はいないの。」と尋ねると、私たち夫婦だけという。
「おい、貸し切りやんかん。」と妻に言う。
「これから洛陽まで480キロ 約11時間かかります。」とガイドの陳さんが言う。
西安市内から一路東の洛陽まで やたら冷房がよく効く快適なバスである。
高速道路に行き交う車はほとんどない。まるで高速道路まで貸し切りだ。
あいにく空は曇り空の為両側の景色の地平線は見えない。 それでも黄土高原の緑樹が道の南北に広がる雄大な景色である。陝西省を出るまで 一面に広がって見えるのはトウモロコシと小麦の二期作の耕作地と植林された松などの緑一色の樹木である。
そんな風景が延々と続く。行き交う車両はほとんど見受けない。
この道をかって秦の軍団は進んだのだろうか。南に華山を見ながら。
い水 を過ぎやがて河南省に入り、娘娘風景区を抜けると
もうすぐ函谷関である。
河南省霊宝市北15kmの小さな寒村。古い壁の崩れかかっている家もある。
三門峡市は雑然として街にはこの時期スイカ売りが目立つ。
この三門侠市より約7kmの所に位置する 「箱根の歌」にも有名な「函谷関」でる。
東には黄河を望み、西は西安への道、東は洛陽への喉仏の漏斗状の平原の道が続く。
春秋戦国時代に端を発した自然の要害、秦の言葉にある。
「秦(関中)は敵の百に対して一の兵力で対抗できる。」
という言葉がある通り、ひとりで百人もの攻撃にも耐えると
要害と揶揄される。
滝錬太郎作曲 「箱根八里」の中に こんなな詩があるのを思い出した。
箱根の山は天下の険
函谷関も物ならず
万丈の山 千仭の谷
前に聳え後に支う
雲は山をめぐり
霧は谷をとざす
昼猶闇き杉の並木
羊腸の小径は苔滑か
一夫関に当たるや
万夫も開くなし
天下に旅する
「函谷関」には有名な故事がある。孟掌君の「鶏鳴狗盗」である。
この故事の由来についてはあえて説明しないが。
小説や歴史書によく出る「函谷関」には 私なりのイメージがあった。
それは 峡谷に挟まれた険しい城壁である。
寒村を抜けるとその眼前に見えたのは 平原の中の再現された函谷関であった。
数人の村人が小さな古びた台の上にほこりをかぶたみやげものを並べている。
函谷関の前に立ちじっと城壁を見つめる。
関の東を管外といい漏斗状の平原である。、西側を管内といい一面樹木に包まれている。、東側の渓谷の彼方に黄河が流れ、西側の渓谷は土砂が崩れ往年の渓谷の断面が垣間見える。
今 往時をしのぶが如くうっそうとした、樹木に覆われている。
秦はこの関に守られ自国内への侵入を許さなかった。他国の軍隊がこの峡谷の西側に存在する秦を攻めようと思っても自然の要害がそれを許さなかったのだ。
かって日中戦争の折、日本軍も この函谷関に進撃を阻止されたと言われる。
この「函谷関」を巡り多数の戦士たちが血を流し、旅したことか。
秦滅亡の刻、劉邦と項羽もこの函谷関を攻め、かん陽の都に進撃したのだ。
そんなな怒涛の鬨の声が 黄土高原 「函谷関」に響き渡っているような錯覚を覚える。
国 破れて 山河あり 杜甫
そんな想いが脳裏をよぎる。
「函谷関」の西方向数十メートルに「函谷古道」かある。
ここからは両側を渓谷の林に囲まれた狭い道が延々と西安へと続いていたのだ。
城壁に昇りはるか東を見つめる。
絶景である。自然の要害、戦略政争の分岐点、
戦いというものは常に厳しく 哀しく 残酷な 道呈である。
のどかな 寒村の風情が 夏の暑い陽射しをやわらげてくれる。