Images of 訶具都智神社 (富津市豊岡)
玉津岡神社の祭神は下照比賣命(したてるひめ)で古くは椋本(むくもと)神社、八王子社と呼ばれていた。
嘉吉元年(1441年)の興福寺の文書には、椋本天神の名で記され、由緒を欽明天皇元年に下照比売命が兎手玉津岡に降臨し、天平三年(731年)に橘諸兄が下津磐根に遷座、文応元年(1260年)現在地に遷座したとされている。玉津岡神社も橘諸兄ゆかりの神社だ。
地蔵禅院は玉津岡神社参道の脇にある曹洞宗の寺で、見晴らしの良い高台にある。
鐘楼の横にあるしだれ桜は江戸時代享保年間に植樹されたといわれ、円山公園の先代のしだれ桜と親木が同じで、現在の円山公園のしだれ桜の叔父にあたるそうだ。
この地蔵禅院の境内からは井手町の集落から木津川、天候がよければ金剛山・葛城山・二上山などが一望できる。
(写真は玉津岡神社)
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