東日本大震災で被災した宮城県岩沼市の発掘調査で、震災の津波堆積物の下に、慶長三陸地震(1611年)と貞観地震(869年)の津波で運ばれたとみられる堆積物の砂層が見つかった。市教育委員会によると、同じ地点でこの3時代の津波跡が発見されたのは初めてという。