東日本大震災後、落ち込んでいた東京・築地市場の鮮魚の取扱数量が、震災前の水準に回復してきた。需要の減少で下落した卸売価格も上昇傾向。自粛ムードが和らぎ、計画停電もなくなったことで、外食産業を中心に魚の消費が徐々に戻っていることが背景だ。 ...