2-1で競り勝ったマリナーズには、青木の先制打が大きかった。二回2死一、二塁。内寄りの速球を迷いなく振り切り、鋭い打球が一塁手の横を抜けた。「最高の場面で長打が出た」。この2点三塁打が決勝点となった。 球を引きつけて打つ打撃に、今季はより磨きをかけている。