27日の文化審議会の答申で、国宝に指定されることが決まった願成就院の「運慶作諸仏」(伊豆の国市寺家)。美術の専門家は「運慶の確立した鎌倉彫刻様式の礎となった作品」と指摘する。 穏やかな顔の阿弥陀如来坐像、引き締まった表情で前を見据える不動明王立像と ...