三菱自動車は6日、オランダの工場での自動車生産から2012年末で撤退すると発表した。欧州の政府債務(借金)危機の影響で現地の新車需要が低迷し、採算の好転が見込めないと判断した。債務危機後に日本の自動車大手が欧州生産の撤退を表明するのは初めて。